昨日のブログで宗家先生による師範・指導者用のセミナーのお話をしましたが、夜は懇親会が行なわれました。
例年のことですが、会議の前日は全国から集まった代表者の先生方を交えた楽しい時間になります。
リラックスした場ですから、会議とは異なった話もできますし、より深い交流も図れます。
ただ、今回は熊本地震の後に行なわれる初めての全国代表者会議の前夜ですから、そのことについても話が及びます。私も熊本在住の先生方にその時の話をいろいろ伺いました。
そのことについてはここでは割愛させていただきますが、生の声を、しかも身近な方から伺うと、テレビなどの報道とは異なった感覚で耳に入ります。
そういう中で宴が始まりました。
上の写真は宗家先生のご挨拶の様子です。
やはり熊本地震のことからのスタートになり、今年開催される宗家杯(世界大会)に絡んだことなどを話されました。
昨年海外で指導された時のことなども話題となり、打倒日本の意識で選手団を送る気持ちに対して、正々堂々と受けて立つ意識でという訓示がなされました。
その後乾杯となり、一気に宴会ムードです。
懇親会前の雑談とは異なり、お酒が入ることで饒舌になります。空手のこと、千唐流への思いなど、熱い談義になっています。やはり、皆さん千唐流空手が好きなんだ、という思いが客観的にも見て取れます。
私はお酒を飲まないため、そういう様子はきちんと冷静に見ることができます。
でも、おかしなもので、飲まない私がお酒をいただきました。
というのは、この会にお酒が2本寄贈され、それをゲーム(じゃんけん)で優勝した人にプレゼントする、ということになったのです。
商品は2本のお酒ですので、会場をテーブルによって2つに分け、それぞれトップになった人に贈呈する、というものです。
数回繰り返す中で勝ち上がっていきました。私はお酒は飲まないので、勝ったらどうしよう、という思いでやっていましたが、無欲だったからでしょうか、勝ってしまいました。
もう一つの組から勝ち上がった方と一緒に撮ったのが上の写真ですが、東京まで持ってきても飲むことはないので、他の方に譲って楽しんでいただくことにしました。
上の写真は懇親会の記念写真です。
2時間少々の宴でしたが、本当に楽しい時間になりました。
この後、2次会になりましたが、いくつかのグループに分かれることになりました。私は総勢5名のグループで今後のことについて熱い論議を重ね、次の日の会議に備えました。
懇親会のこととは直接関係のない写真ですが、会場に向かう前に撮った熊本のメインストリートの写真です。
時刻は午後6時半過ぎ頃だと思いますが、ご覧のような人出です。
この様子を見ていると、熊本地震のことは微塵も感じられません。
しかし、その一方で先日アップしたような場所もいまだに残っています。
この時点ではそのことは実感しておらず、復興のイメージのほうが強かったのですが、今改めて撮った写真を見比べてみると温度差をはっきり感じます。
もう一つ、熊本で大変素晴らしい体験をしたのですが、そのことはあえて今回は触れず、お話しできる機会が来た時にはアップしたいと思います。熊本関係の話は今日で終わりになりますが、今年はアクティブに行動したいと思います。