お散歩ナビゲーター 小島信康です。
今回は9月3日（日）に開催しました東京お散歩教室
「夏企画 豊洲～月島散歩」の様子を簡単にご紹介します。
出発は豊洲駅から。
まずは、晴海運河に架かる晴海橋梁をチェック。
晴海橋梁は、晴海埠頭まで延びていた東京都港湾局専用線の鉄橋で
東京港で積み降ろされた貨物を越中島貨物駅まで運んでいましたが
路線は平成元年に廃止。
廃線後も、この鉄橋だけは撤去されることなく、長年放置されています。
晴海橋梁を見た後は、春海橋公園を散策。
春海橋公園は、アーバンドックららぽーと豊洲、豊洲公園、ガスの科学館などと
一体的に開発された、都立の海上公園。
管理は東京都港湾局が行っています。
春海橋公園の次は、メモリアルドックを通って、豊洲公園へ。
メモリアルドックは、旧石川島播磨重工業の造船ドックが
水上バス乗り場や広場に生まれ変わったアーバンドックららぽーと豊洲の施設。
敷地内には、造船ドック時代を偲ばせるスクリュープロペラや
ハンマーヘッドクレーンなどがモニュメントになって残されています。
豊洲公園は、ららぽーと豊洲の隣にある江東区立の公園。
芝生広場、子供の広場、じゃぶじゃぶ池などの他、造船工場で使われていた
イカリやオモリを産業遺構として設置した「花木とモニュメント広場」があります。
豊洲公園の次は、ガスの科学館へ。
ガスの科学館は、東京ガスが運営する、ガスの役割や特長を学べる
参加・体験型の科学館。
愛称は、「ガスって何？」をもじった「がすてなーに」です。
ガスの科学館「屋上ひろば」からの眺め。
晴海運河周辺の様子が、よくわかります。
ガスの科学館の次は、晴海大橋へ。
晴海大橋は、江東区豊洲6丁目と中央区晴海3丁目を結ぶ、晴海運河に架かる道路橋。
橋長は580m、最頂地点での海面までの高さは24.2mあります。
2日目は晴海大橋の歩道にあるバルコニーで記念写真。
皆さん、撮影ご協力有難うございました。
晴海大橋の次は、晴海臨海公園へ。
晴海臨海公園は、春海橋から晴海大橋にかけての水域に面して平成24年4月に開園した
中央区立の公園で、運河を一望できる全長約600mの水辺テラス、芝生広場、少年野球場などの他
中央区まちかど展示館の一つに数えられる「ふるさと晴海資料展示館」を設置。
ガラス越しに町会の神輿3点セット（大人神輿、子供神輿、山車）などを見ることができます。
晴海臨海公園の次は、晴海トリトンスクエアへ。
晴海トリトンスクエアは、中央区晴海1丁目にある
3棟のオフィスビルを中核とした複合商業施設と住居群。
日本住宅公団の晴海高層アパートなどがあった場所を再開発したもので
商業施設部分の運営は、住商アーバン開発が行っています。
晴海トリトンスクエアの次は、トリトンブリッジへ。
トリトンブリッジは、黎明橋と平行して朝潮運河に架けられた動く歩道橋。
運河に架けられた世界初の動く歩道橋で、全長は94mあります。
トリトンブリッジを渡った後は、月島川の景観をチェック。
続いて、月島もんじゃストリートを散策。
通称「月島もんじゃストリート」と呼ばれている月島西仲通り商店街。
商店街とその周辺には、約50軒もの「もんじゃ焼き」のお店が集まって
個性的なトッピングで味を競い合っています。
サングランパ1階に祀られている月島観音。
正式名称は「信州善光寺別院本誓殿 月島開運観世音」で
参詣すると運が開け、あらゆる念願が成就するといわれ
特に、失せものが見つかることと、病気平癒にご利益があるそうです。
商店街を見守る西仲通地域安全センター。
建物は、大正15年（1926）竣工の東京に現存する最も古い交番（西仲通交番）として
使われてきたもので、平成19年3月に交番としての役目を終えた後
現在は、警察官OBなどが勤務する「地域安全センター」になっています。
西仲通地域安全センターを見学した後は
焼き立てメロンパンが人気の「久栄」さんで、お土産を購入。
お土産購入後、月島ならではの路地をチェックして、月島駅でお散歩は終了。
そして、ご希望されたメンバーさんたちと「ことぶきや」さんで打ち上げ懇親会。
会食後、お店の前で記念写真を撮って解散となりました。
ご参加くださいました皆様、長時間お付き合いいただき、誠に有難うございました。
それでは、次回もどうぞよろしくお願い致します。
東京お散歩教室