亀戸~押上散歩 8月27日(土) | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

こんばんは(^-^)/

 

今回は8月27日(土)に開催しました東京お散歩教室

「亀戸~押上散歩」の最終日の様子を簡単にご紹介します。

 

出発は亀戸駅から。

 

まずは、亀戸梅屋敷へ。

 

 

亀戸梅屋敷は、江東区亀戸4丁目にある複合施設。

江戸時代、亀戸には呉服商・伊勢屋彦右衛門の別荘「清香庵」があり

庭には見事な梅の木々が生えていました。

この梅の名所は、浮世絵の題材にもなり、歌川広重も「名所江戸百景」の中で

梅屋敷を描きました。

亀戸梅屋敷は、こうした亀戸の魅力を発信する商業施設として、平成25年3月にオープン。

施設は、実在した梅屋敷と庭園をモチーフにしており、純和風の建物内には

亀戸の物産店をはじめ、観光案内所、江戸切子や浮世絵など地元の工芸品を

展示するギャラリー、伝統工芸実演コーナー、休憩所などが揃っています。

 

最終日は、こちらで記念写真。

皆さん、撮影ご協力有難うございました。

 

亀戸梅屋敷の次は、亀戸石井神社へ。

 

 

亀戸石井神社は、江東区亀戸4丁目に鎮座する、級長彦命、凡象女命、津長井命を

ご祭神として祀る神社。

俗に「おしゃもじ稲荷」と呼ばれ、咳の病を治す神様として信仰されています。

この神社のお参りの仕方は、神社から、しゃもじ(飯杓子)を1本借りてきて

自宅でこれをご神体として拝み、病が治ればお礼に新しいしゃもじ1本を添えて

もとのしゃもじと共に2本を神社に返すという、一風変わったもの。

社殿の中には、巨大な奉納しゃもじも祀られています。

 

亀戸石井神社の次は、亀戸天神社へ。

 

 

亀戸天神社は、江東区亀戸3丁目に鎮座する、天満大神(菅原道真)をご祭神とし

天菩日命(菅原家の祖神)を相殿に祀る東京十社の一社。

「亀戸天神」「亀戸天満宮」「東宰府天満宮」とも呼ばれ、学問の神様として親しまれています。

また、8月25日の例大祭を中心に、1月24・25日の「うそ替え神事」

梅まつり(2~3月)、藤まつり(4~5月)、菊まつり(10~11月)などが有名で

なかでも境内の藤の花が一斉に咲き、神社中が藤色に染まる「藤まつり」は

大変な賑わいとなります。

 

亀戸天神社の次は、亀戸香取神社へ。

 

 

亀戸香取神社の「スポーツ燈籠」が並ぶ参道。

このスポーツ燈籠は、亀戸香取神社御鎮座1350年を記念して始まった

「スポーツ燈籠會プロジェクト」によるもので、燈籠には勝利に向けて挑む

アスリートたちの熱い言葉が記されています。

 

 

亀戸香取神社は、江東区亀戸3丁目に鎮座する、ご祭神に経津主神、相殿に武甕槌神と

大己貴神を祀る神社で、亀戸七福神の大国神と恵比寿神としても知られています。

由緒は、天智天皇4年(665)に藤原鎌足が東国に下向した際、香取大神を勧請し

太刀一振を納め、旅の安泰を祈ったのが創立の起因といわれています。

また、平将門の乱が起きたときは、追討使・俵藤太秀郷(藤原秀郷)が参籠し

戦勝祈願をして戦いに臨んだところ、乱を平定できたので、神恩感謝の奉賽として

弓矢を奉納し、「勝矢」と命名。

この故事から、5月5日に「勝矢祭」が行われるようになりました。

こうした由来から、亀戸香取神社は武将や武道家たちの崇敬を集め

そして、「スポーツ振興の神」となり、アスリートたちから信仰されるようになりました。

 

亀戸香取神社の次は、北十間川へ。

 

 

北十間川は、総延長3.24kmの荒川水系の一級河川。

江戸時代初期に開削された、西に隅田川、東に旧中川と接続する運河です。

 

北十間川に架かる福神橋から東京スカイツリーを眺めた後は、江東天祖神社へ。

 

 

江東天祖神社は、江東区亀戸3丁目に鎮座する、ご祭神に天照皇大御神

相殿に宇迦之御魂大神を祀る、亀戸七福神の福禄寿としても知られている神社。

夜間は閉まっているので、門の前で由緒などを説明して、榎戸稲荷神社へ。

 

 

榎戸稲荷神社は、墨田区業平5丁目に鎮座する、宇迦之御魂命を祀る神社。

創建年代は不詳ですが、慶長年間(1596~1615)に勧請されたといいます。

境内は社殿の他、榎戸不動尊が祀られています。

 

榎戸稲荷神社の次は、押上天祖神社へ。

 

 

押上天祖神社は、墨田区業平2丁目に鎮座する

天照大神、八幡大神、春日大神を祀る神社。

延元年間(1336~1340)より祀られていたと伝わる古社で

江戸時代には朝日神明宮と称されていました。

社殿の隣には、三峯神社も祀られています。

 

 

押上天祖神社の猫くん。

人懐っこい性格で、みんなに囲まれても動じず、撮影に応えていました。

 

押上天祖神社の次は、春慶寺へ。

 

 

春慶寺は、墨田区業平2丁目にある、長養山と号す日蓮宗の寺院。

普賢菩薩像が祀られ、「押上の普賢さま」と称される他

「東海道四谷怪談」の作者として有名な鶴屋南北(4代目)の墓があることや

鬼平犯科帳の舞台としても知られています。

 

春慶寺の次は、東京ソラマチへ。

 

 

東京ソラマチでは、4階のエントランス付近で

スカイツリーのライトアップを様々な角度から観賞。

 

ライトアップ観賞の後は、ソラマチをサクッと散策。

 

 

ドリカムの名曲に合わせてライトアップされたソラマチひろばの噴水。

9月30日までの夜間特別イベントです。

 

 

そして、最後にもう一度スカイツリーのライトアップを見て、押上駅でお散歩終了。

最終日も懇親会ご希望者がいらっしゃらなかったので、このまま解散となりました。

 

ご参加くださいました皆様、途中、雨が降る中

お付き合いいただき、誠に有難うございました。

 

それでは、9月10日(土)から始まる「第92回 東大前~日暮里散歩」も

よろしくお願い致します。

 

東京お散歩教室

http://tokyo-osampo.com