溜池山王~六本木散歩 4月2日(土) | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

こんばんは(^-^)/


今回は4月2日(土)から始まりました東京お散歩教室

溜池山王~六本木散歩 」の初日の様子を簡単にご紹介します。


出発は溜池山王駅から。


まずは、日枝神社へ。





日枝神社は、千代田区永田町2丁目に鎮座する、主祭神に大山咋神

相殿に国常立神、伊弉冉神、足仲彦尊を祀る神社。

江戸城(皇居)の裏鬼門に位置し、古くから「皇城之鎮」として崇められている

格式高い神社で、6月に執り行われる山王祭は、天下祭として盛大を極めます。

また、主祭神の大山咋神の神使が猿であることから、今年は特に大勢の参拝客で

賑わっているみたいです。





日枝神社の稲荷参道。

稲荷参道は、日枝神社の末社・山王稲荷神社へと続く階段状の参道。

朱塗りの鳥居が連なる階段坂のインパクトがものすごく、吸い込まれそうになりながら

みんなで写真を撮りました。


日枝神社の次は、豊川稲荷東京別院へ。





豊川稲荷東京別院は、港区元赤坂1丁目にある曹洞宗の寺院。

「圓福山 豊川閣 妙厳寺」(豊川稲荷)の唯一の直轄別院で、豊川稲荷の分霊である

豊川吒枳尼眞天を本尊として祀っています。

境内には、本殿をはじめ、奥の院、三神殿、稲荷会館(法輪閣)、文化会館、三所殿

大岡廟、霊狐塚などがあり、融通稲荷尊天、叶稲荷尊天、子宝観音、身がわり地蔵

愛染明王、摩利支天などが祀られ、七福神めぐりもできます。




七福神めぐりの一つ、弁財天で、メンバーさんが銭洗いを体験。

こちらでお金を洗うと、数倍になって返ってくるといわれています。




境内西隅にある文化会館一階の茶店「美吉」で売っている「猫のマシュマロ」。

中には甘いイチゴジャムが入っています。


豊川稲荷東京別院の次は、美喜井稲荷神社へ。




美喜井稲荷神社は、港区赤坂4丁目、「美安温閣(みあおんかく)」という

オフィスビルに祀られている神社。

由緒に関する詳細は不明ですが、眷属神として猫が祀られていることから

近年猫好きの間で注目を集め、ネットでも数多く紹介されています。





社殿の蟇股と呼ばれる部分に、ユーモラスな姿をした一対の白猫がいる他

猫の石像も祀られていて、境内は、猫好きには、たまらない空間に!


美喜井稲荷神社の次は、鈴降稲荷神社へ。




途中、牛鳴坂の坂上にいる、3頭のラクダをチェック。




そして、丹後坂で記念写真。

皆さん、撮影ご協力有難うございました。




鈴降稲荷神社は、港区赤坂5丁目の路地の突当りに、ひっそりと祀られている神社。

天正10年(1582)の神君伊賀越えの際に徳川家康を助けた伊賀者ゆかりの社とのことで

もとは四谷仲殿町に祀られていました。

そして、四谷から赤坂一ツ木に遷座後、大正14年に赤坂氷川神社の境内社である

四合稲荷神社に合祀されるのですが、旧地にも小祠が設けられ、近隣の人たちの

信仰を集めています。


鈴降稲荷神社の次は、赤坂サカスへ。





赤坂サカスは、平成20年3月にグランドオープンしたTBS放送センターを中心とした

再開発複合施設。

こちらでは、巨大な「街」の東側エリアを散策。

赤坂Bizタワーでフリータイムを設け、小休止しました。




フリータイムの後、出発前に「東京くるりぃむパン」に寄って、おやつを購入。

この後、氷川公園でもちもち新食感のクリームパンを試食しました。


赤坂サカスの次は、赤坂氷川神社へ。





途中で案内した福吉坂。

福吉坂は、港区赤坂2丁目にある階段坂。

坂名は、このあたりの旧町名「赤坂福吉町」からとったものだと思われます。




赤坂氷川神社参拝前に、境内社「四合(しあわせ)稲荷神社」をお参り。

四合稲荷神社は、宇迦之御魂神をご祭神として祀る神社。

古呂故稲荷、地頭稲荷、本氷川稲荷、玉川稲荷の四社を明治31年に遷座合祀したのが

はじまりで、社名を四合と称したのは、赤坂に住んでいた勝海舟だといわれています。





赤坂氷川神社は、港区赤坂6丁目に鎮座する、素盞嗚尊、奇稲田姫命、大己貴命を

ご祭神として祀る神社で、創建は古く、天暦5年(951)といわれ、徳川吉宗の命により

享保15年(1730)に現在地に遷座。(社殿は昔の姿のままです)

当時は、麻布氷川神社、渋谷氷川神社、簸川神社(文京区)などとともに

江戸七氷川に数えられ、現在は東京十社の一社として崇敬を集めています。


赤坂氷川神社の次は、久國神社へ。





久國神社は、港区六本木2丁目に鎮座する、倉稲魂命をご祭神として祀る神社。

もとは千代田村紅葉(現・皇居内)にありましたが、太田道濯が江戸城を築城した際

寛正6年(1465)に城隍の鎮守として溜池に遷座。

その後、寛保元年(1741)に現在地に移されました。

社名は、名工・粟田口久国作の刀を太田道灌が寄進したことからで

昔は「久國稲荷神社」と称されていましたが、昭和20年に現社名に改められました。


久國神社の次は、フジフイルム スクエアへ。




途中、東京ミッドタウン近くに残る、素敵な路地をチェック。




フジフイルム スクエアは、東京ミッドタウン内にある富士フイルムが運営する

入場無料の写真展・ショールームスペース。

中には、「写真歴史博物館」や写真ギャラリー「富士フイルムフォトサロン」の他

「フジフイルム ヘルスケアショップ」などが入っています。


こんなふうに、あちこち見どころを巡って、六本木駅でお散歩は終了。




そして、ご希望されたメンバーさんと打ち上げ~夜桜さんぽ(前記事)をして

解散となりました。


皆様、長時間お付き合いいただき誠に有難うございました。


それでは、次回もよろしくお願いいたします。


東京お散歩教室

http://tokyo-osampo.com


【お散歩教室に、ご興味のある皆様へ】

東京お散歩教室は、ほとんどの方がお一人でご参加。     

土日は、30代から50代くらいまでの方が中心となっています。     
新人さんも毎回多数いらっしゃいますので、初めての方でも安心してご参加いただけます。