新木場~木場散歩 2月24日(水) | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

こんばんは(^-^)/


今回は2月24日(水)に開催しました東京お散歩教室

「新木場~木場散歩」の最終日の様子を簡単にご紹介します。

出発は新木場駅から。


まずは、木材・合板博物館へ。




木材・合板博物館は、新木場タワーの3,4階に入っている

木材と合板に関する専門ミュージアム。

オープンは、日本で合板が製造されて100年目にあたる平成19年10月で

公益財団法人木材・合板博物館が運営を行っています。

館内は、3階フロアでは、森林や樹木に関する情報から、木材や合板の製造方法

木場の歴史などを紹介。

4階フロアには、シアタールームや書籍・材鑑を閲覧できる学びコーナーのほか

工作スペースなどもあり、ワークショップも開催されています。


木材・合板博物館の次は、夢の島公園の中にある夢の島熱帯植物館へ。





夢の島熱帯植物館は、「熱帯植物とわたしたちの生活との関わり」を広く紹介するために

昭和63年に開設された都立の植物園。

温室の暖房や館内の冷暖房、給湯などに必要なエネルギーは、全て新江東清掃工場から

送られてくる高温水で賄われており、温室では、ヤシ類やバナナなどの熱帯・亜熱帯植物を

一年中観察することができます。





大温室は、Aドーム「木性シダと水辺の景観」、Bドーム「ヤシと人里の景観」

Cドーム「小笠原の植物とオウギバショウ」といった3つのゾーンに分割。

南国ムード満点で、真冬でも汗ばむほどの室温が保たれています。


夢の島熱帯植物館の次は、第五福竜丸展示館へ。




途中、夢の島公園の菜の花畑をバックに記念写真。

皆さん、撮影ご協力有難うございました。
(平日は奥様方が大勢ご参加されています)





第五福竜丸展示館は、昭和29年3月1日に太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁で

アメリカ軍の水爆実験に巻き込まれて「死の灰」を浴びた、マグロ漁船「第五福竜丸」の

船体や付属品、関係資料を展示している都立の施設。

巨大な船体のまわりには、核実験被害に関する様々な資料が展示されており

核兵器の恐怖と平和の尊さに気付かされます。





また、展示館前ひろばには、写真の「第五福竜丸エンジン」や「マグロ塚」の他

被曝から半年後に亡くなった無線長・久保山愛吉さんの記念碑が立っています。


第五福竜丸展示館の次は、えこっくる江東へ。





えこっくる江東は、江東区潮見1丁目にある区の施設「江東区環境学習情報館」の愛称。

館内には、江東区の身近な自然から地球環境、エネルギー、ごみ、リサイクル

ライフスタイルといったテーマに基づいた展示が多数あり

ごみ処理問題や環境問題を体感しながら学べるようになっています。


えこっくる江東を出た後は、竹中商店へ。





竹中商店は、江東区枝川3丁目にある駄菓子と日用雑貨を扱っている昔ながらの商店。

こちらでは、メンバーさんが、懐かしの駄菓子をお土産として購入されていました。


竹中商店の次は、しおかぜ橋へ。





しおかぜ橋は、枝川3丁目と塩浜2丁目を結ぶ、汐見運河に架かる歩行者・自転車専用橋。

運河に架かる鋼製斜張橋と、JR越中島貨物駅とJR京葉線の上を渡る鋼製アーチ橋

さらにループ橋まで備わったユニークな構造が特徴で、ドラマのロケでもよく使われます。


しおかぜ橋の次は、洲崎神社へ。




途中、汐浜運河では、河畔に植えられた河津桜が花を咲かせていました!




洲崎神社は、江東区木場6丁目にある、市杵島比売命をご祭神として祀る神社。

由緒は、徳川綱吉の生母・桂昌院が崇敬していた江戸城中紅葉山の弁財天を

元禄13年(1700)に当地に遷座したのが始まりで、江戸時代は弁天社と呼ばれていました。

こちらでは参拝後、東京都指定有形文化財に登録されている波除碑を見学。

波除碑は、この地が高潮や津波の危険域であることを伝えるために建てられた碑で

江戸時代の人々と災害の関係を考える上での重要な資料になっています。


こんなふうに、あちこち見どころをご案内し、木場駅でお散歩は終了。




そして、ご希望されたメンバーさんとファミレスでお茶をして、解散となりました。


皆様、長時間お付き合いいただき誠に有難うございました。


それでは、次回のお散歩も、どうぞよろしくお願いいたします。


東京お散歩教室

http://tokyo-osampo.com