目白駅不思議階段 | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

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写真はJR目白駅の山手線外回りの線路脇にある謎の階段。


柵に囲まれていて立ち入り禁止。


上っても上部が塞がれているため、目白通りに出られません。


「一体なんなの?」といった感じです。


気になって調べてみますと、やはり同じように調べてらっしゃる方が

何人かいらっしゃいまして、どうもこの階段、目白駅の改札位置の変遷と

深く関係しているみたいで、改札口が現在のように目白橋の上にできる前は

線路脇に改札口があって、そこから目白通りに出るために

この階段が利用されていたみたいなのです。


ウィキペディアでは、目白駅が橋上駅舎になったのは、大正8年(1919)と

記されていますので(全国初らしい)、それ以前に使われていたものだとすれば

この階段、相当な年代モノだといえます。


ちょっとした不思議景色にも、いろんなストーリーが隠されています。


街で「なんだコレ?」と思ったら、一度調べてみるのも良いかもしれませんね。