水道橋~御茶ノ水界隈散策、写真レポート1(後編) | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

こんばんは(^O^)/


ここ最近、本業とアルバイトが平行しているため

ちょっと疲れ気味です(^_^;)


先ほども日付が変わる前にブログの更新をと

思っていたのですが、いつの間にか居眠りをしてしまい

気がついたら今日になっていました(^_^;)


でも、少し眠ったら、だいぶ楽になり

目も冴えてしまいましたので

このタイミングで本日分更新しておきます。


ということで、前編(25日のお散歩教室)からの続きです。


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神田明神近く、天野屋さんで冷たい甘酒を味わった後伺った先は…


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湯島聖堂(写真は大成殿)


徳川綱吉が儒学振興のため、上野忍ヶ岡にあった幕府儒臣

林羅山の邸内の孔子廟をこの地に移したのが湯島聖堂始まりです。

ここでは、その後の昌平坂学問所の開設

明治維新後のエピソードについてお話をさせていただきました。


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孔子像


湯島聖堂の敷地内にあります。

昭和50年に台北ライオンズクラブから寄贈されたもので

世界で一番高い孔子像といわれています。

間近で見ると、結構迫力ありますよ~( ̄□ ̄;)


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聖橋の下


震災復興橋梁の一つとして

昭和2年につくられた聖橋の下をお客様と一緒にくぐってみました。


聖橋を渡った後は、御茶ノ水駅前のサンクレールでトイレ休憩。


そして、続いての訪問先は…


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東京復活大聖堂(ニコライ堂)


この界隈ではピカイチの名所。

日本ハリストス正教会教団の大聖堂ですね。

日本初にして最大級の本格的なビサンティン様式の教会。


聖堂の原設計はロシア工科大学教授で建築家だった

ミハイル・シチュールポフ、実施設計は都内数々の

名建築物の設計を手がけたジョサイア・コンドル。


建物は関東大震災の被害にあって

その後、岡田信一郎の設計によって修復されていますが

約120年も前から東京人に見つめられてきたこの立派なお姿は

何度訪れても見飽きることがありません!


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うーん、なかなか一枚におさめるのが難しいです(^_^;)


大聖堂に見惚れた後は

今コース二つ目の博物館、明治大学博物館へと向かいました。


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明治大学アカデミーコモン


皆さん、あまりご存知ない方も多いようですが

前々回の早稲田大学もそうですが、大学のキャンパス内には

学校の事績や研究成果を一般公開している博物館が結構あって

しかもそのほとんどが無料で見学することができます。


ここ明治大学内の明治大学博物館は以前からあった

商品博物館・刑事博物館・考古学博物館を統合して

平成16年にアカデミーコモン内に

リニューアルオープンした博物館です。


館内はここも無料とは思えないほど展示が充実しております!

(一部の特別展は有料になることもあります)


訪れる人が一番注目するのが、刑事部門。


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明治大学博物館(刑事部門)

写真は江戸時代に行われた拷問の一つ石抱。


刑事関係資料として、古代から近代に至る

各時代の罪と罰を定めた刑事法に関する資料をはじめ

なんといってもすごいのが、江戸時代の捕者道具・拷問具・刑具や

世界の刑具として紹介されている

「ギロチン」「ニュルンベルクの鉄の処女」などの展示資料。


もう見ているだけで身体中が痛くなってきます(^_^;)

Sの人もMの人も必見といったところでしょうか(笑)


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こちらは考古部門、貝塚の資料をご覧になるお客様


明治大学の考古学はかなり有名で

あの群馬県の岩宿遺跡をはじめ

埼玉県砂川遺跡・神奈川県夏島貝塚・栃木県出流原遺跡の

調査研究などでも大きな成果をあげています。


明治大学博物館見学後は、文人の宿として有名な

山の上ホテルの前を通って

神保町駅に出て散策終了となりました。


前編・後編といかがでしたでしょうか?


今コース、移動距離は少ないですが

見どころがぎっしり詰まっています。


公開した写真も解説もごくごく一部ですので

もっと詳しく知りたい方は、是非お散歩教室に

お気軽にいらしてください(^O^)/


東京お散歩教室

http://tokyo-osampo.com