街の顔 | 東京散歩道

東京散歩道

「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

こんばんは(^O^)/


東京お散歩教室 、明日から御茶ノ水編がスタートする

予定だったのですが、日曜日はあいにく雨ということで

お客様からも日程の変更やキャンセルが相次いだため

初日は開催中止とすることにしました。


ただ私は、そんなに激しい雨でなければ

一人現地をまわってみようかな?なんて思っています。


ところで、御茶ノ水の景色といいますと

皆さんは何を思い浮かべますでしょうか?


やはり有名どころでいえば、ニコライ堂あたりですかね?


私もニコライ堂は美しいと思うのですが

あまり馴染みがないせいか

それよりも子供時代から慣れ親しんできたあるものに

ついつい目がいってしまいます。


どちらかというと、地味かもしれませんが、それは「聖橋」。


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少年時代、中央線に乗ってこの付近を通るときは

決まって聖橋と神田川の上にちょっとだけ顔を出す

丸ノ内線に目がいったものでした。


なので、今でも私にとって御茶ノ水を代表する景色は聖橋です。


この橋の完成は、昭和2年

関東大震災後に建設された震災復興橋梁の一つで

放物線を描いたような曲線が美しい

鉄筋コンクリート造のアーチ橋です。


名前は、神田川の両岸にある2つの聖堂

(湯島聖堂と東京復活大聖堂[ニコライ堂])を結ぶことから

聖橋とつけられました。


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聖橋とニコライ堂


これまでは中央線の車内から眺めるばかりでしたが

これからしばらくは、実際に何度も橋を歩いて渡りますので

きっと更に親近感が増すのではないかと、思っています。


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橋の上から


東京にはこんなふうに街を代表する顔がいくつもあって

ホント、歩きがいがあるなって、いつも関心しています(^-^)/