そんな人たちと話がしたい | 東京散歩道

東京散歩道

「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

さらに続けてもう一本。


私は今41才。


長い勤め人生活からリタイアして今年の3月でちょうど1年になりました。


で、皆様ご存知のとおり、東京お散歩教室 という

散歩や身近な街歩きの楽しさをお伝えする野外教室を

立ち上げたのですが、盛り上がってきてはいるものの

売上の方はまだまださっぱりでして(^_^;)

とてもこれだけでは食べていけません。


ですので、かけもちでアルバイトなどもしているのですが

下積み時代の芸人さんによくある悩みと

同じものにぶつかっています。


それはアルバイトばかりしていると

ネタづくり(私の場合は、企画立案)と

練習(私の場合は、資料作成やガイドの下準備)が

おろそかになってしまうということです。


まあ、私はいい年をしたおっさんですので

これまで蓄えてきた貯金もあるため

バイトを集中してこなさなければピンチ、という訳ではありませんが

それでも、本業と副業とのバランス調整の難しさは感じております。


また、入りが少ない分、出費を抑えることに関しては

かなりシビアになっています。


で、そこまでして、最終的にどうなりたいのかと申しますと

やはりこれも下積み芸人さんたちと同じように

その道、つまり私の場合はお散歩の世界

それだけで食べていくことです。


まあ、こんなことを書くと、「小島は馬鹿か!」と笑う人も

中にはいらっしゃるかもしれませんが

よく考えてみれば、昔はラーメン評論家とか

フードライターといった職業だって存在しませんでした。


例えば、今テレビなどでもよく見かける

夜景評論家で「夜景倶楽部 」の代表を務めてらっしゃる縄手真人さん

この方なども、ご自分の道をどこまでも貫き通し

世間から注目される存在になった

私から見れば尊敬と憧れの対象です。


そうなんですよね。


私もこの方のように、最初は小さなムーブメントから

徐々に徐々に人を集めて、やがて大きなムーブメントを

起こしたいと思っています。

(夢は公言した方が叶いやすいというので書いてみました)


ただ、私の場合は組織のトップではなく

アーティストや作家さんのように、ピンで活躍して

講演会を開いたり、テレビやラジオにも出てみたい

なんて思っております(^_^;)


ですので、先だって新聞に取り上げられてからというもの

ビジネス交流会のお誘いなどもくるのですが

私はむしろ、一回一万円とか出して参加するその手の交流会などよりも

アルバイトをしながら、いつかその道一本で食べていけるように

なることを夢見て励んでいる作家さんや芸人さんたちと

交流の場をもって、安酒でも飲みながら

熱く将来を語り合ってみたいです。


「熱く夢を語る下積み挑戦者の会」みたいなグルっぽが

もし、あったら、入ってみたいです。


なければ、自分でつくってみようかな?(笑)