ミミズ腫れ | 天使の刻印 - 葉桜夏樹 Blog

ハイヒールの踵で次に踏むミミズ腫れを探している。探し方も、やみくもではない。ていねいに探している。やがて、気に入ったのを見つけると、勢いをつけて、いっきに踵で踏みつける。


新たに踏まれたミミズ腫れから、また血が流れる。そこまでくると、傷みからの逃避か、神経は分断され、意識も薄くなる。彼女はミミズ腫れを、生き物に見立て、すべて踏み潰す気だ。脇目もふらず、とはこのことか。しかし、そのうち、いちいちミミズ腫れを踏むことが面倒になったのか、今度は背中をふつうに歩きはじめる。「脚踏奇譚(きゃくとうきたん):アルトカルシフィリア5:下書き原稿」


新作「脚踏奇譚(きゃくとうきたん):アルトカルシフィリア5」 

kindle版 \972(税込) 

発売予定 2016年12月中旬頃


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人間床 アルトカルシフィリア4

ハイヒールと人間マットと蟲男(上): メタモルフォーシス
ハイヒールと人間マットと蟲男(下): メタモルフォーシス
踏まれたい: アルトカルシフィリア3
天使の踏みつけ: アルトカルシフィリア2
ハイヒールで踏まれて: アルトカルシフィリア  



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