ごきげんよう。
数年前に退職された小林部長(仮名)、最近定年退職した先輩の田辺さん(仮名)、
そして私の3人で、時々ランチします。
先日のランチで、ゴールデンウィーク明けに、柴又に行く計画を立てることにしました。
私が部長と田辺さんの間に入り、計画を進めていました。
私は田辺さんの奥さんとは面識があります。
以前、田辺家の焼肉パーティーに参加して、奥さんのお手伝いをしました。
田辺さん一家で、一度ウチに遊びに来たこともあります。
ですから、特に気にせずに田辺さんと電話やメールをしていましたが、
それが奥さんのお気に召さなかったようで、田辺さんに
「コニーさんとのやり取りが多い」とクレームをつけたそうです。
田辺さんは、「コニーさんとは、前の職場のことや柴又に行く話をしているだけだよ」
と言っていたそうですが、奥さんは、どうも納得していないようでした。
それが、昨日の夕方、田辺さんの携帯電話を使って、奥さんから
嫁です変なメール電話お断りしますお願いします ➔ 原文のまま
という、句読点のない、意味不明なメールが届きました。
完全に田辺さんと私の仲を疑っているようです。
もちろん、田辺さんはただの友人ですから、彼との電話やメールは、誰にでも話せる内容です。
ですから下劣な邪推をする奥さんに対し、フツフツと怒りがこみあげて来ました。
田辺さんの奥さんへ
私の言動で不快な思いをさせてしまったのなら、申し訳ありません。
しかし田辺さんとは、友人として接しています。
職場の共通の知り合いや、柴又散策の話をしています。
貴女の考えているような仲ではありません。
まるで、私が田辺さんを誘惑しているかのようにお考えのようですが、
私は品性下劣ではありませんので、誤解なさらないで下さい。
心外です。
清廉潔白なのに、貴女に誤解されたまま田辺さんとおつき合いすることは、今後回避致します。
田辺さんを異性として意識したことは、ただの一度もありません。
という内容のメールを、奥さん宛に送信しました。
そして、田辺さんにも、
ごめんね。
奥さんに誤解されたまま、おつき合いするのは疲れます。
今迄仲良くしてくれて、ありがとう。
お体大切にね。
と送りました。
田辺さんは穏やかな優しい性格なので、友人として好きでした。
ご縁が切れてしまうのはとても残念ですが、
奥さんに下衆の勘繰りをされるのは回避したいので、やむを得ないと思っています。
しかし、私が嫉妬の対象になるとは、思ってもいませんでした。
奥さんは、私以外でも田辺さんに関わる女性に対し、嫉妬し邪推するのでしょうね。
小林部長には上記のことをメールし、柴又散策の計画は立ち消えてしまいました。
★下衆の勘繰り
いやしく低劣な人は、何かにつけて物事を悪く推測したり、変に気を回すもの
という意味のことわざ。