久しぶりの東京 3日目 夜の浅草界隈 | 『遊び』のススメ

『遊び』のススメ

独自の視点で見たこと、聞いたこと、感じたことを書き連ねて参ります。(^^)v

いったんお宿に戻る。
アイドルタイムだ。
わずかばかりの時間ではあったが、プチ足湯をやったり揉み揉みしたり。
血行促進に力点を置いてみたら、やや回復した。(気がした)チュー
 
再びお宿を出ようと、お父さんたちと合流するのだが、そこで一つの事実を告げられた。
『浅草からあげね、調べてみたら、もともと浅草にあった店が新橋に移転したんだって。』
・・・なんじゃそら。ガーン
(あれか。)
(あの店がそうか。)
(つまり浅草にはないのか。)
明るく輝いていたお店が浮かんでくる。
 
自分ひとりだったらまたメトロに乗っていたかもしれない。
だが、今はそうではないし、どうしても3人連れ立って行くほどのことでもない。
 
夕方、幹事長から聞いていたお店を思い出した。
『モンブラン行ってみたら良いよ。』
『ご飯も食べられるし、お酒飲みながら一品でも色々頼めるので勝手は良いよ。』
早速調べてみたら、食べログで行きたい店に登録してたりもした。口笛
 
雷門のある通り沿いだとわかって歩いて行くと、なるほど賑やかそうなお店があった。
中を見ると大賑わいしている。
『あかんか。満席やな・・・』
なんとなく並ぶ感じでもなかったので、他をあたることにした。
 
飲食店の並んでいる商店街へ入って見るが、どれもなんとなくヒットしない。
ブラブラとひと回りする感じであれやこれやとお店を見て回るのだが、やはりヒットしない。
そうこうするうち、またモンブランまで戻ってきたところでお店を覗くとやや空席が出始めていた。
ようやく腰を落ち着ける。
モンブランはハンバーグを始め様々な洋食を中心にしたお店で、飲みたい人向けにセット料金の設定もあった。
ふたりを無駄に歩き回らせてしまって申し訳なく思いながらも、チーズたっぷりのハンバーグに魅了されてしまう。
 
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ふたりは飲みたい人セットでワンドリンクと料理2品ずつ。
 
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ワタクシはチーズ(オランダ?)ハンバーグとごはんと電気ブランハイボール。

 
・・・電気ブラン。
今回初めて聞いたその名前は、浅草で有名なバーのオリジナルカクテルなのだそうだ。
そのことはこの2時間ほど前にお宿へ戻る途中、伝法院通りで食べたアイスで知った。
 
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それで調子に乗ってハイボールで頼んでみたら・・・。
アイスの時とイメージが違う。ショボーン
もともとブランデーベースでジン、ワイン、キュラソーに薬草を合わせたものらしいということはあとで調べて知るのだが、甘いアイスだからこそふわりと香りが立って美味しいのだった。
ハイボール(炭酸割り)だと元来名前の由来どおり、やや舌がピリピリするところに、さらに炭酸の刺激が割り増しされる。
割ってるのに。
ちょっと甘めに飲めれば最高だと、個人的にはそう思った。
ちなみにこの電気ブラン、製品化されて販売もされているようだ。
 
ハンバーグは、まんまるだった。
細かく挽かれた肉を使っているのでいわゆるジューシーな感じはしない。
が、ソースによく合う。
機嫌よく食べ終え、ちびりちびりと電気ブランハイボールを飲んでた時、それは起こった。
 
隣のテーブルのお姉さんが席を立つ。
 
 
そのままこちらの席に倒れこんできて、テーブルで頰を強打した。
(飲みすぎ?)
・・・にしてはストンと落ちるような倒れ込みかただった。
何かの発作だったのかもしれない。
彼女の友達が慌ててひき起こすが白眼をむいて意識はない。
頬を強打したからなのかどうかはわからない。
このお姉さんはまもなく意識を回復していたのだが、大事をとって救急車を手配することになった。
 
こちらのテーブル上にはなんの影響もなかったが、お店側の配慮で席を移る。
いきなりの騒ぎでなんとなく宙に浮く感じになって、全般に落ち着きを取り戻したのは救急車が出発した頃だったように思う。
 
『まあ今日はよう歩いたなぁ』
そんな会話をしただろうか。
今度は隣のテーブルからグズリまくるちびっ子の声が騒がしい。
夜9時を過ぎていたと思うが、家族で出てきているみたいだった。
『こんな時間に外へ連れ出されたらゴネたくもなるやろなぁ。』
『アリエナイヨ。ハハオヤモイッショニオサケノンデルシ。』
踊り立つ怒気に、ちょっとびびったことに気づかれてはいないはずだ。
 
この時間に幼児を連れて外食することが良いのか悪いのかはさておき、おそらく順当なことではないと思う。
店には幼児連れはそこだけだったことをみてもわかる。
 
ふと目線とテーブルに落とすと、二人ともすでに箸が止まっている。
私の出番であった。
・・・順番を間違えた。
味付けの濃いムール貝を最後にまわしたことで、手に負えなくなってしまった。チュー
 
かくして、3日目を終えた。
 
余談ではあるが、お宿近くの路上で兄ちゃんと姉ちゃんが揉めていて、そこへ警察官が2名仲裁に入っていた。
(つまらんことで警官呼ぶな。)
強く念じながら通り過ぎてみたが、伝わっただろうか。
 
21,870。
歩数計は久々の2万歩超えを記録していた。