茨城では(3) | 『遊び』のススメ

『遊び』のススメ

独自の視点で見たこと、聞いたこと、感じたことを書き連ねて参ります。(^^)v

次に向かったのは香取神宮。

御主祭神は経津主大神(フツヌシノオオカミ)。
鹿島の武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)とともに出雲へ遣わされ、稲佐の小浜で十握剣(とつかのつるぎ)を逆さに(柄を下に)突き立て、その剣の切っ先の上に胡座を組んですわって武威を示し、天照大御神の御意向(葦原の中つ国=出雲は我が子が統治すべき)について大国主神に回答を求めます。

大国主神は自分の一存では答えられぬので、息子の事代主神(コトシロヌシノカミ)に答えさせますと言い、事代主神はあっさりと国譲りを承諾。
ところがそこへ戻ったもうひとりの息子、力自慢の建御名方神(タケミナカタノカミ)は武甕槌大神に、国が欲しくば力比べだとその腕に掴みかかります。
すると武甕槌大神の腕が氷の柱や鋭い剣に変わり、建御名方神が驚きひるんでいると今度は武甕槌大神が建御名方神の腕をとり、軽くひねって投げ飛ばしてしまします。
恐れをなした建御名方神は遠く信濃国の諏訪湖あたりまで逃げますが追いつかれて組み伏され、ついに降伏。

出雲に戻った武甕槌大神はそのことを大国主神に伝えたところでようやく国譲りとなります。

以上、出雲の国譲り神話の概要です。かお


というわけで、香取神宮もまた国家鎮護の神として皇室からの御崇敬も篤く、明治以前から神宮の称号を以って奉祀されている御社はこの香取神宮と鹿島神宮、そして伊勢神宮だけでした。

総門

離れた駐車場に駐めたので、総門手前に上がってきてしまいました。
実は表参道があって、朱塗りの大鳥居があったのでした。えっ

楼門

総門をくぐって右手に見えます。

拝殿




本殿


うっかりしてましたが、香取神宮にも要石があったはず・・・。ガーン
調べてみたら、奥宮のほうに。
しまった、奥宮へも行ってなかった。しょぼん

こちらの要石もまた、ナマズを押さえてるんだそうです。
鹿島神宮の要石と香取神宮の要石でナマズの頭と尾を押さえてるということで。
なるほど、それで繋がってるという話になるワケか。
・・・かなりの大物ナマズです。


お次は・・・大仏さん。にひひ