
だれでもイメージできますね。
きれいなピンクというところでしょうか。
あるいは薄めの鮮やかな赤かもしれません。
元々はたらこの筋肉色素の色なんですが、酸化すると黒みがでて、いかにも古くなりましたーって見えるようになるのは仕方ないところ。
売れ行きにも影響ありそうですね。
ここで出番となるのが『発色剤』。
この場合、亜硝酸Naを使えば解決。
たらこの色素と反応して、本体の鮮度とは別として、鮮やかなピンク色のままに保てるようになります。
しかしながらこの亜硝酸Naは反応性が高く、アミンという魚卵や魚肉、食肉に多く含まれる物質とも反応してしまいます。
そうした反応の一部で変化してできるニトロソアミン類に発がん性が認められているとのこと。
とはいえ、発がん性物質を気にしてたら、それだけで病気になりそうなもんですけどもね。
とはいえ、発がん性物質を気にしてたら、それだけで病気になりそうなもんですけどもね。
ハムやソーセージでも同様で、亜硝酸Naが添加されていないものを選ぶべきです。
が・・・亜硝酸Naには強い殺菌力もあるそうで、ボツリヌス菌などの細菌を破壊するのだとか。
なるほど、製造販売側には両得なのね。
やれやれ。
パッケージ売りされる食品には添加物の表示義務がありますので、ぜひお確かめくださいませ。
