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こんにちはマダムサトコです。 本日は”これぞ 読書の醍醐味! たったの1行がそんなにいろんな意味を含んでいるの?!” というお話です。

 

本日は 創世記24章11節から読んでいきましょう。

 彼は夕暮れ時、 女たちが水を汲みに出てくる頃、 街の外の井戸のところに、ラクダを伏せさせた。 

 

 

 

アブラハムが住んでいるヘブロンからアブラハムの故郷であるウルまで片道約1000km、行程 として2週間程度 ラクダ で移動する、という旅というお話はこちらを見ていただきたいんですけれども

 

 

 

 

 アブラハムの忠臣である エリーゼルはその行程を成し遂げ、 アブラハムの故郷であるウルの町の外の井戸、 と書いてありますね。

 

これは昔の町というのは町の周辺を高い壁で囲っておりました。

 

 

夜になると その門を閉めて 盗賊や 野獣に備える。 そういう暮らし方でした。 なぜ 井戸が外にあるかというと、 まあ 井戸の場所というのは 「ここで 湧き水が出てほしい」と言ってできるものではありませんから、水が出るところが 井戸、 それが 町の外にあるのなら 町の外に水を汲みに行く。 まあこのような生活スタイルが確立するわけですね。

 

そしてもう一つ この箇所は非常に大きな 伏線、 この箇所は伏線を貼る方になっています。 このチャンネルでは 伏線 とか ネタバレはすぐにするというのが コンセプトですので、 どこかとご案内申し上げますけども

 

新約聖書の中のサマリアの女として 語られる箇所ですね。

 

キリストとサマリアの女

ヨーゼル・フォン・ヘンペル作

 

簡単にご説明申し上げますと、 

 

イエスが井戸のそばに座っている時に

サマリアという当時は邪教を信奉しており ユダヤ人とは関わりのない人たちだったんですけれども、 このサマリア人の中から女が一人 水を汲みに来た時の逸話 ですね。

 

このサマリアの女というのは人生の虚しさや人間関係の行き詰まりにより、まあ何度も結婚離婚を繰り返していました。 5人という風に書いてありますけれども、 イエスはこれを 「霊の渇き、 神を知らないことによる心の充足を知らずに人にそれを求める。 その霊的 乾きはこの井戸の水のように すぐ乾くものではなく、永遠に乾かない 命の水である神によって癒される」と語るシーンがあるんですけれども、

 

このイエスのシーンをまあ 彷彿させるような箇所ですね。

 

また人々は自分の生活に追われて 魂の飢え渇きを自分の意識 外に置いている、

 

ここで 井戸が町の外にあったというのは 

 

人々は自分が毎日生きていくのに追われて 神のことを見ようとしない、自分の魂の飢え渇きを癒してくれるものが自分の意識外にある。

 

ということを表しているかもしれませんね。

 

つまりこの何気ない 「夕方の井戸の付近で休んでいた」という本当に日記のような描写なんですけれども、 非常に大きな 伏線の貼り場所となっています。

 

また今でもそうなんですけれども、 井戸 というのは 人間が生きる上で欠かせない 非常に大切なものですね。どこの国土 いつの歴史であっても、水の利権の争い というのはどこでも必ず起こっています。

 

そのような大切な場所ですから 本来でしたら 外国人 よそ者である エリエゼルがラクダを10匹、 考えると非常にたくさんの水を消費するラクダを連れて 井戸の周りにいたということは「 お前何やってるんだよ」 と町の人から良くない方向で声をかけられるというようなシーンでもあります。

 

しかしそこで そのようなトラブルは一切なく、 この井戸の周りで自分 また自分のしもべたち ラクダが水を求めている。 そこで何のトラブルも起こらなかったというのが、 これはまたエリエゼルのこの旅が神様によって守られているということの証の一つかと思います。

 

 

本日は”これぞ 読書の醍醐味! たったの1行がそんなにいろんな意味を含んでいるの?!” というお話です。

 

まあ皆さん「それは考えすぎだよ」とおっしゃる かもしれません けれども、 読書というのは1つ書いてあることからたくさんの情景を思い浮かべるのが一つの醍醐味ですね。

 

またこうやって 1つのフレーズから様々な情景を思い浮かべることが人間の創造力を豊かに育てることであり、 その想像がまた別のクリエーション 別の創造物を作っていくことになります。

 

有名なところで言いますと スターウォーズ という映画は 聖書の士師記という話をもとにして作っていると言われていますし、 日本初の世界的に有名なテレビゲーム (今はテレビとは言いませんかね) コンピューターゲームというのでしょうかそういったものの話も”冒険 宝探し 戦い そして神様や魔法使いが出てくる”ことなどやっぱり多くは この 聖書というものをベースにしているんじゃないかな と私は思っています。

 

聖書 と聞くと 「堅苦しい 本じゃないか? 分かりにくい本じゃないか? だらだらと 人の名前が書いてあってつまらない 本だよね?」などなど いろんな言われ方がしますけれども、 よく読んでみたら非常に面白い本だということをまた皆さんとともに 今日改めて知れてよかったな と思っています。

 

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それでは今日はここまでです。 ご視聴 誠にありがとうございました。

 

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