皆さんこんにちは
最近はトレーニングをしても昔のようにビキビキにパンプアップしなくなってきました~
パンプしても肌質もハリもなんか違う…
これが50代か…
てことでブログいってみましょ~
さて…オーナーから言われていた三人…
三浦隆司、李冽理、そして金子大樹!
三浦と冽はチャンピオンになったが、まだチャンピオンになれていなかった大樹を見ることになった…
ラントレ、フィジカル…
あとは、大樹の身体的有利を生かすボクシングで戦うように修正していく事にした!
身長175cmにリーチは180以上もある!
このリーチを生かす戦い方…先ずは徹底的にジャブ、そしてステップワークをひたすら繰り返す…
しかし、私が見るようになってから僅かで最強後楽園トーナメントの予選が決まっていた!
まだフィジカルも何も始めたばかり…
まだ何も変わってはいない…
結果が出るには時間が掛かる、半年から一年は欲しい!
対戦相手は帝拳ジム所属の吉田恭輔選手…強敵だ!
ここで負けてくれるなよ…まだ始まったばかりなんだ!
当時の2011年…今では当たり前になっているが、ボクサーがボクシング以外のトレーニング…フィジカル強化を目的とした練習をする日を、別に設ける事は珍しかったのではないか…
ここで負ければ「やっぱりフィジカルトレなんて必要ない!」「ボクシングの練習だけやっていればいいんだ!」と応援してくれている昭和な後援会の方々などに(私も昭和生まれだが…)言われるのは想像が出来ていた…
私は、当時の(今から十数年前)日本のボクシングは海外に比べてフィジカル面…トレーニングでは、まだ遅れていると思っていた…
野球、サッカーなど他のプロスポーツ競技はテクニック以外に必ずと言っていいほどフィジカルトレーニングをしている!
練習真面目な日本のボクサー達が、ボクシング練習以外にフィジカルトレーニングを取り入れればもっと強くなるはずだ!
古い考え方を変えたい…
それには何としても大樹には、この試合をクリアして貰わなければならなかった…
2011年7月6日(水)後楽園ホール
最強後楽園スーパーフェザー級予選6回戦
「何が何でも勝ってくれ!」祈る想いで試合を見つめていた…
試合は判定にまでもつれ込んだ…
吉田恭輔ー金子大樹
57-58、58-58、57-57
判定1-0ドロー
「ドローーー」
どうなんのよ~
試合結果はあくまでも引き分けだが、大樹の方が57-58と1ポイントだけ取っていた…
トーナメントなので…ルール上、大樹が優勢点となり決勝に駒を進めることが出来た
とりあえずはホッとした
次の決勝は10月…
あと3か月で結果を出さなければ…
大樹に付きっきりで練習をみた!
僅か3か月…本当に結果が出せるのか…
だが…そんな私の心配は必要なかった!
大樹はボクシングに関しては細かい器用さはないが、フィジカルトレに関しては呑み込みが早く身体の使い方も巧かった!
本来の真面目な性格でラントレ、フィジカル、ジャブ、ステップワークとコツコツ…コツコツと繰り返し練習をして、自分の物にしていった…
そして…
2011年10月15日(土)後楽園ホール
最強後楽園スーパーフェザー級決勝8回戦
対戦相手は…
日本スーパーフェザー級8位…松崎博保(協栄)
続く