皆さんこんにちは
本日は節分…ですよね?
豆まきとか恵方巻を食べるとかやらなくなりました~(元々やってないけど…)
皆さんは如何ですか?
てことでブログいってみましょ~
【この日の為に…in韓国⑭】の続き…でっす!
いよいよ入場の時がやってきた!
どんな表情で入場してくるのか…
社長と二人で話していた…
しばらくすると、亮の入場曲が流れ始めた!
赤穂亮の入場曲と言ったら、氷室京介さんの「SLEEPLESS NIGHT~眠れない夜のために~」だ!
カシメロのコンディションは良さそうだった!
リングに上がった時点ではカシメロの方が表情も良い!
スタミナに不安があるとも言われているカシメロだが…
長引いたら亮の方が不利かも…と思った。
しかし、硬さが残る前半も不利だ…
どちらにせよ亮のメンタルがベストな状態ではないのは明らかだった…
そして…
1ラウンド目のゴングが鳴らされた!
開始すぐだったか、カシメロが軽くステップインからステップバックしたのだが、その後に亮もすぐ同じステップを踏んだと記憶している。
たぶんだが、私の眼からはカシメロは亮の出方を※確認する為に軽くステップインをしたように見えた…
(※確認する為…自分(カシメロ)がステップインして距離を詰めたら何かパンチを返してくるのか、防御態勢に入るのか、同じように距離を詰めてくるのか…など探りを入れる為)
亮のステップはカシメロの動きにつられて同じ動きをしてしまったように見えたのだ…
その瞬間に「まずい!ペース握られた…」「カシメロに今の亮のメンタルを読まれた!」と感じ取った!
(あくまでも私個人の感覚なので実際に亮とカシメロ本人に聞くことが出来たら全く違うかも知れませんw)
その時点で1ラウンド目はカシメロに優位な状況になってしまった感じがした…
その後は…
皆が知る内容である…
この日までの数年間…世界中での流行り病で試合も中々組めず…
海外の世界レベルの選手との試合も組めなかった…
国内でも世界ランカーの選手には試合を断られ…
組めても国内レベルの選手だけ…
フィジカル面では今回が間違いなく一番の亮だった。
(ぶん回すのでバランスをどうしても崩してしまうが…)
しかし、ボクサーは強者との試合をすることで自らを高みに引き上げていく…亮はそのチャンスに恵まれなかった…
試合後、谷口から…
「岡さんに言われていたが、試合前に時間が取れなくてほとんどアップが出来なかったんです…」と聞かされた…
「やっぱりか…」と思った。
海外などでは予期せぬ事が起きることがある…というより起きるのが当たり前だ!
後楽園ホールで試合をするのとは訳が違う…
ウォーミングアップがしっかりと出来ていて集中しているボクサーは目を見ればわかる!
(これも私の経験からの感覚でしかないが…私自身がミットを持ってセコンドに付いていた選手であれば、メンタル、フィジカル共に良いか悪いかはわかる)
ウォーミングアップが足りないっぽい…のも入場してくる時点で既に気づいていた…
韓国に来るまでは亮の勝利を信じつつも、正直亮の表情をみるたび(前日計量、食事中など)に私の中で不安が大きくなっていた…
もしかしたら…と
現役を続けていれば、またいつか世界戦のチャンスが来るだろう…三度目の世界挑戦が出来る!とこの日までやって来たが、その願いは叶わなかった…
続く