【この日の為に…in韓国⑬】 | 超無名だが…やたらチャンピオンになる子達と縁あるトレーナーのブログ

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これからボクシングを始めたい!
既にやっているけどもっと上手く強くなりたい!
そんな人達に今までの経験をもとに皆様に何かの気づきがあればとブログを立ち上げました。
よろしくお願い致します。

皆さんこんにちはニコニコ

 

 

今日お見えになったお客様が仙台、盛岡と旅行に行っていたのですが、こっちの方(横須賀)が体感温度は「寒い!」と言っていました雪の結晶

向こうよりも風が冷たいらしいですよ~あせる

 

 

てことでブログいってみましょ~

 

 

【この日の為に…in韓国⑫】の続き…でっす!

 

 

2022年12月3日…いよいよ試合当日の朝を迎えた!

 

 

そして…

 

 

カーテンを開けたら…

 

 

外は雪だった…雪の結晶

※ホテルの部屋からの景色

 

 

夜のうちに振ったのだろう、多少の雪も残っていた!

 

この寒さでTシャツとパーカーのみ…

まっ、しょうがない…

 

 

 

皆で朝食を約束していたので約束の時間(10時だったかな)ロビーまで降りて行った。

 

皆と合流して、そのままホテルのエレベーターで地下に行くと、ショッピングモールに繋がっている!とても便利だ照れ

 

エレベーターのB1を「ポチッ」と押した。

 

…ボタンが点灯しない…あれ?

何度か押したがやはりダメだった…

 

階段も無い…

 

仕方なくショッピングモールの入り口を探しにホテルの外に出た…

外は…寒いぃーー雪の結晶アセアセ

 

ホテルの外周はかなり広いあせる

だいぶ歩いた、入口らしき扉があったが、閉まっている。

 

他の場所を探して歩き回った…

 

亮の奥さんはベビーカーも押しているので、少し他の場所で待機していてもらった。

 

そして…

 

 

ようやくモールの入り口を発見!(やった~♪)

 

 

…「11時OPEN」……絶望

 

 

そりゃーエレベーターのB1も点灯しませんよ…

 

 

幸い扉の中には入ることは出来たので寒さは凌げた!

通路みたいな場所がぐるりと建物の周りを回っている…

しばらく歩いているとゲームが出来る場所があった!

 

亮の娘のルアとしばらくその場所で遊びながら、オープンの時間までを過ごした立ち上がる

 

 

 

オープンの時間になったので、先ずは朝食をと定食が食べられるようなお店に入った!

 

店員の男の子(大学生くらいだろうか)日本語で会話をしてくれた!

どうやら日本語を勉強しているらしい…

接客も丁寧で好青年だったなぁ~ニヤリ

 

 

食事を終えた後、真っ先に向かったのが、コンビニだった。

ホテルにアメニティーグッズが一切置いていなかったのだ!

(たぶんコロナ禍だったからだろう…)

 

皆、歯ブラシを買ったw

 

※その時の歯磨き粉がまだ残っているw

 

亮の奥さんとスポンサーの会長の奥さんは買い物をするというので、私は先に部屋へと戻った…

 

部屋に戻った私は亮のトレーナーの谷口とLINEをしていた…

 

谷口とはこんなやり取りをしていた…

 

 

 

カシメロの左拳がすごく気になったのは、前日の試合で使うグローブを選ぶときに、右のグローブを選ぶ時間よりも左のグローブを選ぶ時間を長く掛けて慎重に選んでいたのだ!

 

私はこの時に(動画でしか見ていなかったが…)カシメロは左のパンチに自信があるのだろう、と読んだ…

 

それともう一つだけ付け加えようとしたが、止めた言葉があった…

「亮は結構緊張するタイプなので長めのアップ」…は伝えたが…

 

 

この言葉をなぜ止めてしまったのか…

 

亮の一番の悪い癖…「グローブは合わせるな!」

この事を伝えておくべきだった…

 

 

「グローブを合わせるのは最終ラウンドが始まる時のみ、レフェリーから合わすように言われた時にだけやればよい!」

 

この事は地下鉄に乗って移動している時にも気になって、谷口にLINEしようかと何度も思ったが…

 

いやいや、まさか…この大きな試合でそれはやらないだろう…とか、まぁ伝えたからと言っても「癖」だから無意識にだしてしまうかも…とか、直接伝えればいいか…でも会える時間はないだろうな…とか、もう地下鉄での移動中に色々と考えていた…

 

 

 

 

私は自分の選手の試合が決まってから、まず何をするか…

一番は「対戦相手の気持ちになる」だ!

 

相手の性格や細かいことまではもちろん直接は知らない…

しかし、自分がもし相手だったら自分の選手に対して何を仕掛けるだろうか…と考えることから始める。

 

それに対して戦術を組んでいく…

 

 

赤穂が左ボディ打ってきたらこうする…

右アッパー打ってきたら、左フック打ってきたら…

 

何かでグローブを合わせてきたタイミングでパンチを打ち込むだろう…とか

 

カシメロならそうするはずだ!

 

元世界三階級制覇王者…試合に対する勝利への気持ちは相当なものに違いない…野性的な集中力でもし赤穂がグローブを合わせて来たなら、彼なら反射的に「ガード下がっている」と捉えてチャンス!だと思いパンチを打ち込むはず…

 

ここまで考えていたのに…(後の試合中でこの事を私は悔やんだ)

 

 

あとは亮のウォーミングアップがしっかりと出来ていて、亮の眼が強い時の亮の眼であってくれ…カシメロの試合勘が戻る前に終わらせたい…と思いながら地下鉄を降り、パラダイスシティへと向かった…

 

 

 

続く