第10位 Country House / Blur | mz44のブログ

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90’S〜現在までの洋楽シーンを総括できたらいいなあ

いよいよ来ました、mzが選ぶ10曲になります。11位と10位の曲には結構差があり、自分が10曲選ぶならこれだなと明確な決め手があります。

で、10位はブラーの1995年にリリースされたアルバム、The Great Escapeの先行シングルだった、カントリーハウスです。アルバムもシングルも全英1位です。ただシングルはこの曲カップリングが違う2種類あり、ファンは両方買ったからなんとか1位になったということで、あまりチャート一位というのははばかられます。ちなみにこの時の2位はOASISのRoll With Itです。

まあ、全英チャートで何位だろうが、私の好きな10曲に入ったわけですから思い入れもひとしおです。この位置を妥当と見るか低すぎると見るか分かれるところですね。ブラーですら10位だと他に何が入ってくるかお楽しみにしてください。

曲について書くと、そんな言葉があるのかどうか知りませんが、ミドルバラードと呼んでいます。ただ、カラオケで歌ってみるとわかるのですが、節回しがリズミカルで結構早く、ボーカルは難しい曲ですね。歌詞は田舎に住もう!!というのを小馬鹿にしている感じで面白いです。アメリカ人には受け入れられないでしょうね。

ちなみに前にも紹介している曲もありますが、彼らの曲での
MyTop5は
第5位 Crazy Beat
第4位 For Tomorrow
第3位 Girls & Boys
第2位 Song2
第1位 Country House

になります。普通に代表曲が好きです。ちなみに披露宴のBGMに使ったのはテンダーですがトップ5漏れです。

最後に長文ライブレポで締めたい。一昨年ですね。ちょっと色々あった時で精神的に不安定だったこともあり、大変心に響くものでした。


2014年1月14日(火) 日本武道館

ブラー11年ぶりの来日ということで、何を置いても行かざるを得ません。といっても、前日のダイーバーシティ公演はいけず。。

本当に久しぶりだし、グレアムのいるブラーというのは初めての事なので私も多少緊張気味でした。マイミクさんに獲っていただいたチケットはかなりいい席で恐縮する事しきり。グレアム側でした。

19:04ほぼ定刻通り客電がおちるとメンバーが登場して、いきなり「Girls and Boys」ですよ。彼らはヒット曲が多いのですが、その中でも彼らだけではなくUK音楽史上でも重要な意味を持つ曲だと思っています。もちろん大盛り上がり。最初からこんなに飛ばして大丈夫?今回座席指定だったのでペース配分せず踊りまくり、歌いまくりでした。

2曲目はThere's No Other Way初期のヒット曲ですが、完成度が高いです。そして、ビートルバムへ。この辺はグレアムいてこそのバンドアンサンブルかなあ。で、全く知らない曲をはさんで、グレアムのいない時期に作ったthink tankから「Out of time」トムヨークもこの曲を大絶賛していたのが妙に印象に残っています。

そして、「trimm trabb」へ。この曲どのアルバムに入っているか忘れたけど、ベスト盤からは漏れていたのでここで拾っていただき、熱い思いです。もう一曲知らない曲を挟み、グレアムがボーカルをとる「coffee & TV」へ。ちょっと音外してたのが逆にきゅんとなりました。

ここでメンバー紹介をします。(ライブでそういうコーナーがあったわけではありません)もちろんボーカルはデーモンアルバーン。ギターやピアノを弾く場面もありました。ジージャン姿。そしてギターはグレアムコクソン。Tシャツ一枚で頑張っていました。ベースのアレックスはおしゃれな感じ。ドラムはデイブ。バンドの屋台骨です。私がメンバー全員覚えているバンドは少ないので、思い入れの強さを感じ取ってください。曲によってコーラスや管楽器も入っていました。

ライブは中盤戦に入り大合唱の「Tender」、「To The End」も良かったが、ここで前回の来日公演では演奏されず、悔しい思いをした「Country House」全英一位のこの曲、私のオールタイムベスト10にも入っています。これをライブで聴くのを楽しみに今回無理して来たというものです。デーモンは客席におりてのパフォーマンス。感無量、生きててよかった。

そしてパークライフではゲストも登場、後2曲やってあっけなく幕を閉じます。

アンコールでは日本語がフューチャーされている「yuko & hiro」、デーモンから日本へのメッセージです。そして現時点での最新曲「Under the westway」壮大なバラードで、ブラー復活を印象づけた曲ですが、普遍的な良さを持っていて10年後も聴ける曲だと思います。
ニューアルバムが出る事があったらぜひ収録してほしいです。

そして「For Tomorrow」へ。2ndアルバムモダンライフイズラビッシュの1stシングルで、私がブラーを知ったきっかけになった曲です。思い入れたっぷりなので相当盛り上がりました。the universalで雰囲気ができたところで、最後はあれです。

ドラムループが始まっただけで観客の踊りから明らかに違いました。ウーフー「song2」これはこの日のクライマックスにして、最大の見せ場、叫び場、2分に込められた彼らの本気度を観る事ができ、個人的にはこの日のベストトラック賞をあげたいです。(もちろんカントリーハウスも捨てがたい)

約2時間完全燃焼でした。多分今年のベストライブ1位に選ぶ事になるでしょう。本当に来てくれてありがとう。