理念を策定するタイミング | がっちゃんのブログ「独立・創業塾」

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理念を策定するタイミング


がっちゃんです、こんにちは!

もう、めちゃくちゃ久しぶりの投稿ですが、わざわざ読んでくださってありがとうございます。


以前お伝えした通り、資格試験チャレンジ中のため更新が途絶えがちですがご容赦をお願いします。


あるヘビーな科目を何とか終え気分的に少し楽になり、投稿する余裕ができました。



今日は標題にある、理念を策定するタイミングについて経験上のお話を書かせていただきます。


私が建材卸売業の会社に社長としていきなり「落下傘のように」入社したのは、ご存じのとおりです。(参考:プロフィール詳細


就任1年目は、経営計画を作成・発表したものの、理念の項は空白に近いものでした。


でも、1事業年度を経験し、ある程度事業の流れを掴み、事業の根幹というか本質を「これこれの事業で飯を食っていくぞ!」という覚悟ができましたので、理念の策定に取り掛かることにしました。

それこそ、「寝ても覚めても」うんうん唸りながらの理念策定です!


このように、2代目・三代目の方々は、こういう機会をスムーズに移行するためにも、先代が人格的カリスマのみで経営していた場合などを逆にチャンスとして、経営理念・企業理念に沿った経営に着手していただきたいと思います。


いわゆる「理念に基づいた経営」へのステップアップをしていただきたいと切に願うものです。


ただし、急激な流れの変更は社員さんたちが戸惑うだけですので、創業者である先代または先々代が考えたであろう、創業時の理念を継承することも必要と考えます。


もちろん、事業内容や戦略・戦術はあなたの思う通りにやっていっていいと思います。


私の場合も、ムク材フローリングを中国で製造し、国内販売するなどということは前々から考えていたとはいえ、5年以上も封印していたことです。


つまり、おおもとの創業時の理念」は事業の目的として変わらずに持ち続ける。

いわば、素材は同じでも「調理法、味付けはあなた独自のレシピで」ちょっとずつ変えていく。

そんな流れで社員さん達をリードしていっていただきたいと思います。


2代目・3代目の方にもう1つ。


たぶん、古株の社員さんは「先代はこうだった、先々代はこうだった」と必ず言ってきます。

私も、先代がカリスマ的存在だったために苦労しました。(^_^;

でも、この企業理念・経営理念を策定・発表すれば、それこそピタリと止んで、さらに「この若社長意外といけるかも」と思い始めること請け合いですから心配しないでいいですよ。

これ、私の経験です!


あなたのご参考になれば幸いです。

いい社会、いい会社、いい経営

またお会いしましょう。