このブログでは、
ビジネスの世界、特に社長という
資本主義のチャンピオンを育て、
世に送り出すという願いでお送りしています。
こんにちは
「がっちゃん」こと、かぎやまひでゆきです。
今日も読んでいただきありがとうございます。
さっそく、きょうのコンテンツです。
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■真のお客様を捜せ!
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先般のブログでも、真のお客様の存在を常に意識するというお話をしました。
じゃあ、あなたの真のお客様はどこにいますか?
自分のことで恐縮なんですが、
かつて、建材の卸売会社を経営していました。
約20人ほどの中小企業です、取引先は地場の工務店さんです。
では、はたしてこの取引先が「真のお客様」だったのでしょうか?
答えはNOです。
実は、本当のお客様はその取引先のもっと向こう側にいる、
「施主」と呼ばれる方だったんです。
つまり、こうです。
「お客様」は、それこそ「夢の我が家」を建築しようと、私達の会社の取引先である工務店さんと契約し、1戸建て住宅を注文します。
私たちの会社は、そのための資材を販売していたのです。
それに気づいてからは、その「真のお客様」が喜ばれることを、
ありとあらゆる方法で実践して行きました。
1 CGを駆使して、完成するであろう、『夢の我が家』をビジュアルにお見せする。
これは、安価ながらよく出来たソフトで、1戸建住宅の外観はあらゆる角度から見ることがで きるように回転できましたし、内部の造作も、視線の高さを140cmに設定すると、主婦目線 で室内を行き来できるようになっていました。
これ、CADではないため、建築技術素人の当社営業マンが20~30分もあれば、作れてし まうもので、プレゼンもビデオとテレビがあればどこでもできるものでした。
これは、お客様からは「非常に、完成した我が家がイメージできる。」、取引先からは「打ち 合わせに要する期間が短縮された。」と好評でした。
2 大切な資材には、「○○様邸資材、大切に扱ってください。」と書いて配送します。
そうすると、建築現場を訪れたお客様の目に止まり、評判が各段に上がって行きました。
「あの、工務店さんはよくやってくれる。」と。
これも、自社の名前を一切表に出さずにやってきました。
「取引先の頭ごなしに自社を売り込まない。」
その方針は貫くこととしたのです。
それからは、取引先には非常に喜ばれ、
それこそ「お前の所からしか買わない。」へ発展していったのです。
あなたのビジネスのご参考になれば、幸いです。
こんな風にみていくと、
「世の中の不思議や仕組み・仕掛けが面白くて仕方がない。」
そう思ってしまいます。
ご参考になれば幸いです。
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またお会いしましょう。
がっちゃんbyかぎやまひでゆき