去りゆく秋
秋の日に一人ベッドで聞いている秒針の音は止まぬ雨垂れ
「ごめんね」のその一言が言い出せず青空見上げ秋を吸い込む
駆け抜けるバイクは秋を少しずつ連れて行くのか夜の外へと
青空にはしごをかけて駆け上がり秋の最後の欠片をつかむ
目の前で枯れ葉が落ちて音すれば胸の奥でも同じ音する
「ごめんね」のその一言が言い出せず青空見上げ秋を吸い込む
駆け抜けるバイクは秋を少しずつ連れて行くのか夜の外へと
青空にはしごをかけて駆け上がり秋の最後の欠片をつかむ
目の前で枯れ葉が落ちて音すれば胸の奥でも同じ音する