今月(10月)から僕(hiko)の復職に伴い、今後更新が滞る場合がございますが、
その点、ご承知おきください。(2024.10.04 hiko)
驚愕のラスト!
などとの謳い文句を映画や小説でみかけますが、こういう風に書くとラストに「驚きの
展開」が待っていると知らせるkとになる時点でネタばれですが、その展開が観客や読者の
想像や推理のどれだけ斜め上に行けるかが勝負になるのだろうと思います。
僕(hiko)的に「ええ!この展開は読めなかった!」「驚いた!」と思わせたものとしては
映画で「テキサスの5人の仲間」「情婦」が完全に斜め上に行っていました。
この2本は配信でもレンタル格安のときでもいいから見てもらいたい映画です。、
予想しなかったラストがきます!
あ、「猿の惑星(第1作)」もパッと思い浮かびましたがオチが有名過ぎてですね。
別の意味(ラストを書いて説明できないのが辛い!)で驚かせられたのが
「続・荒野の用心棒」のセルジオ・コルブッチが監督した「殺しが静かにやって来る」は
エグい!あまりの衝撃のラストに別エンディングを用意したぐらいですから。
(余談ですが「殺しが静かにやって来る」は『その過度の暴力描写のために数カ国で上映禁止処分を受けた。(ウィキペディアより)』)
小説ですと「モルグ街の殺人」の犯人。これはもう反則だと思います。
「イニシエーション・ラブ」。小説のラスト数行で「えええっ!」となる訳ですが
この小説を映画化したけど、アレをどうやって表現したんだろ。見なくちゃいけないと
思ってはいるんだけど未見です。ドラマでは刑事コロンボは傑作が多いのですが
「5時30分の目撃者」はラストのコロンボのセリフでこのタイトルの意味が分かり
バチン!と膝を叩きたくなりました、叩かなかったけど。
小池朝雄の吹替が素晴らしかった。
そしてヒッチコック劇場の「最終脱獄計画」。このラストはゾゾゾとしました。
詳しくは以前の記事ですが、こちらをご覧ください。
【ヒッチコック劇場の傑作】最終脱獄計画【誌上ロードショー】(※ラストまで書いてある)
そんな驚愕のラストものから今回はエリザベス・テーラー主演の「夜を見つめて」
をご紹介いたします。クライマックスのネタばれ前で一旦ストップしますので
ネタバレ嫌いな方も途中まで安心してお読みいただけるよう配慮いたしております。
アナウンス「まもなく上映歌開始です」
(売店の観客、トイレの観客は急いで戻る)
ブ ━━━━━━ ッ♪(昭和の映画館はブザーが鳴った)
アナウンス「夜を見つめての上映開始です。場内は禁煙でございます。
(スクリーン横に禁煙の文字のスポット)それでは、ごゆるりとご鑑賞ください。」
【夜をみつめて:ストーリー(ネタばれ直前まで)】
主要登場人物:
〇 エレン・ウイーラー(エリザベス・テーラー):主人公
〇 ジョン・ウイーラー(ローレンス・ハーヴェイ):エレンの夫
エレンは前夫を亡くして気落ちした日々を送っていたが、やがて新しい男性、
ジョン・ウイーラーと出会い、プロポーズされ、エレンもそれを喜んで受け入れ、
そしてエレンは2度目の結婚をするのでした。
エレンは夫と新居探しで、不動産屋から紹介された家を訪ねてまわりました。
そして見てまわったうち、ある一軒を2人はとっても気に入りました。
その家の中を見てまわったときエレンはふと窓から見えた隣の家が気になりました。
とても大きくて立派なお屋敷ながら、明らかに廃屋とわかるその外観。
エレン「あの家は?」
不動産屋「もう何年も前から空家になっているんですよ」
夫のジョンは家を見るのに夢中となり、先へどんどん進んで行ってしまい、
不動産屋は急いで後を追いかけました。
しかし、エレンだけはその場に残っていつまでも隣の空家を眺めていました・・・。
2人は新居をその家に決め、さっそく住み始めました。
何日かすぎた夜、
エレンが廊下を歩いていたとき、窓から見えた隣の家が目につきました。
空家なので当然電気もついていない御屋敷・・・。
エレンはしばらく、その屋敷を見ていると
「大変だわ!」
エレンは夫の元に駆け寄り、
「隣の家の中で男の人と女の人が喧嘩してる!
男の人が暴力をふるって大変なことになってるわ!」
ジョンはエレンに連れられて、廊下から隣の屋敷を見ると
「真っ暗で何も見えないし、何も起こっていないよ!」
エレンもジョンと一緒に、怪訝そうにいつまでも
窓から隣の家を見ていました・・・。
。
数日後の夜、またエレンがジョンの元に走ってきました。
「今度は男性が刃物を振り上げて女性を脅かしているわ!」
ジョンはまた廊下に連れていかれますが、窓から見えるのは
電気がついていない真っ暗な屋敷でした。
当然、中の様子は分かりませんが、不審者が隣に侵入した可能性もあり
ジョンは警察に電話をし、調べてもらいましたが
隣の家の中は何もありませんでした。
しかし、また数日後の夜、またもエレンが隣の家で激しい暴力が行われていると
警察に電話し、また見てもらいましたがやはり、隣の屋敷では何もありませんでした。
エレンは自分が見たことを強く訴えましたがもはや誰も聞いてくれません。
警察もあきれ果て、エレンを病院で見てもらうように勧めて
引き上げていきました。
ジョンもエレンが大変気がかりになっています。
さらに数日後、
雷が激しく鳴る夜中に、エレンは隣の家でとうとう男性が
女性を刺したたジョンの元に駆け寄ってきました。
パニックを起こしているエレンにジョンは落ち着くように諭しましたが
もはやエレンの耳に入りません。
そして
エレン「早く女の人を助けないと!」
エレンは激しい雷雨の中、外へ飛び出し、ひとり隣の屋敷へ乗り込んで行きます。
あわてたジョンもエレンを追って外へ飛び出し隣の屋敷の入って行くのでした。
クライマックスはここからです。
隣の屋敷に入ることで
横の屋敷では何が起こっていたのか、
そして中に入ったエレンと夫のジョンはどうなるのか!?
この後、全ての謎が明らかになります。
この先が知りたい人だけ、先をお進みください。
しっかりネタばれしてるので
それが嫌な人は決して覗かないでください!
↓
ネタバレが嫌な人はお戻りください。
↓
■夜をみつめて (続きラストまで。完全ネタばれ)
「サスペンス映画『夜をみつめて』 」の続きです。
ここからクライマックスになります。
激しい雷雨の中、夫のジョンは隣の屋敷に入って行きました。
「エラン!エラン!」名前を呼んでも返事が返ってきません。
屋敷の中は真っ暗闇でしたが、窓から入り込む
わずかばかりの外からの光でどうにか歩くことは
できました。そして雷の光で時おり一瞬だけ屋敷の
中の様子がわかる瞬間があります。
「エレン、どこだ!」
名前を呼びながら注意深く進みます。
1階にはいないようで、階段から2階へ進みます。
外の雷はまだ続いています。
2階に上がったジョンはエレンを呼びながら廊下を進みます。
進んで、進んで廊下の突き当たり近くまで来た時
ジョンの後ろに人影が近づいてきますが、それに気がつきません。
その人影が足音を消し、ゆっくりと近づいていき
ジョンのそばまで来た時、その人影は右手を振り上げると
その手には刃物が握られています。その時
雰囲気を察したジョンが振り返った時、雷の光で見えたのは
鬼のような形相で刃物を振り上げたエレンの姿でした。
「うわーっ!」
ジョンがあげた悲鳴も雷鳴で外に漏れず
グサッ!グサッ!とジョンはエレンの凶刃で殺されてしまいました。
数日後、業者によって家から家具を持ち出し、引っ越しをすすめる
エレンがいました。周りの人は「かわいそうに。前の旦那さんは
急死して、新しい旦那さんは行方不明なんだってさ」と同情して
いました。業者が家具を持ちだしていたるとき、廊下から
隣の家を見るエレンの姿がありました。そしてエレンはこう考えて
いました。『あの家には当分、人が立ち入ることはないだろう』と・・・。
夜を見つめて(Night Watch )1973 予告編
次の動画、冒頭でバレとるやないかああああいッ!
ドーベルマン・ギャングのテーマ曲
あのドーベルマンを遠隔操作で銀行強盗させるという凄いアイデアの映画です。
訓練のすえ、まんまと銀行から大金を持ち出すことに成功するドーベルマンだが・・・・。
僕にとって名探偵コナンの歌はこれなんだな。
倉木麻衣 Secret of my heart