【映画「ウエスタン」】ONCE UPON A TIME IN THE WEST【を見ました!】 | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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8月13日の記事で、この夏は映画「ウエスタン」を見るぜぇ~~っ!

 

なんて書きましたが、遅ればせながらの鑑賞です。

 

特に興味のない方には退屈な今回の記事になるかもしれんませんが・・・・

 

書くのだ!

 

 

 

 

凄~い昔、これテレビで見たような気がするんだけど、ほとんどマッサラ状態で

 

DVDで見てみたら・・・いやいや、もう大傑作でした!

 

時代劇なら黒澤明の七人の侍、それに対局するがごとく西部劇の一つの頂点と

 

言っても過言でない出来だと思います。

 

監督・脚本(セルジオ・レオーネ)、役者(クラウディア・カルディナーレ、ヘンリー・フォンダ、

 

ジェーソン・ロバーズ、チャールズ・ブロンソン)、音楽(エンニオ・モリコーネ)、

 

撮影(続・夕陽のガンマン)、編集、ロケーション・・・。

 

どれも素晴らしい!10点つけちゃいますよ、僕。

 

今では大画面の映画劇場といったらIMAXレーザーですが、

 

こちらは70mm!ですよ。(通常のフィルム映画はフィルム幅が35mmです。)

 

 

思い出話になるけど、相当昔のこと。

 

まだDVDやデジタルがなく、僕(hiko)らが8mmで自主映画を撮っていた時のこと。

 

映画の専門学校に通っていた友人監督が試写で自宅の襖に映して映写したとき

 

監督「(襖に)広げて映写してるけど、、テレビ画面サイズまで絞って

 

映せばテレビよりずっと綺麗なんだぜ」と言ったのを思い出した。

 

 

映画「ウエスタン」の劇場公開時はディメンション150方式(D150)で上映されました。

 

 

ね、「ウエスタン」のタイトルの上にD150って書いてあるでしょ。

 

D150・・・人間の視野角の限界である150度までスクリーンを歪曲させて、

観客を包み込むような巨大スクリーンで上映する方式です。

 

今ではもう無くなっている横長の画面(シネスコ)ですが、この「ウエスタン」は

 

画面の横幅いっぱいに使った絵作り、そして広大な景色が見事で大画面で見たかった。

 

印象的な音楽(エンニオ・モリコーネ)は、撮影前に作曲し、監督のセルジオ・レオーネが、

 

そのイメージで撮影しました。

 

役者もみんな凄いんだけど、特に・・・ヘンリー・フォンダですよっ!

 

 

”アメリカの良心”とまで言われ良い人の役がほとんどなのに

 

この映画では「残忍」「」無慈悲」「外道」という言葉がぴったりの映画史上に

 

残るような悪役を演じてます。ヘンリー・フォンダがよく出演OKしたな、と。

 

ヘンリー・フォンダ、チャールズ・ブロンソン、ジェイソン・ロバーズの3人それぞれの

 

登場の仕方がこれまた良いンだけど、やっぱりヘンリー・フォンダの登場シーンが白眉!

 

壮大な音楽と相まり、シネスコサイズの画面いっぱいを使った撮影に加えて、

 

フォンダが登場する直前までの5分ぐらいの「タメ」が効いているので、痺れましたよ、マジで。

 

そのシーンがYoutubeにあったので載せますね。

 

(パソコンの方は下のリンク先のYoutubeで、フルスクリーンで見ることをお勧め!)

 

 

 

字幕がないんで、僭越ながら私、hikoがウィキを一部引用して説明いたします。

 

荒野の真ん中にあるスィートウォーターと名付けられた一帯に建つ一軒屋、そこでは

開拓者のブレット・マクベインが亡き妻の後にニューオーリンズで高級娼婦だった

ジル(クラウディア・カルディナーレ)を娶り、本妻として家族総出で迎え入れる準備を

していた。しかし突如として現れた冷酷非情で凄腕ガンマンのフランクと

その手下達によってマクベイン一家は殺されてしまう。その状況の中、一人生き残って

茫然とする一番下の子供を前にフランク一味が立ちはだかり、

(ここのシーンがマジ凄い!)

手下A「このガキはどうする?フランク」

フランク「・・・(唾を吐き捨て)・・・・名前を聞かれた」

口元が薄く笑っているフランクは腰から銃を抜き・・・この先は動画をご覧ください!

 

 

もうせっかちで、早く良いところを見たい!という人は3分20秒まで飛ばして

見てください。しかしその前の3分20秒に伏線が貼ってるのですが・・・字幕無いしね。

 

 

 

 

 

 

 

この大悪党フランクとクラウディア・カルディナーレとジェイソン・ロバーズ、

 

そしてフランクをつけ狙う謎の男”ハーモニカ(ブロンソン)”の4人が絡んだところから

 

クライマックスに向けて物語が進んで行きます。

 

”ハーモニカ”がフランクをつけ狙う理由は何か!?

 

その理由が分かった時、フランクの悪党レベルがさらに一段あがります!

 

 

その理由はですね・・・おまたせしました、下の動画を見ろッ!

 

またまたせっかちで、早く”つけ狙う理由”を知りたい!という人は2分50秒まで

 

飛ばして見てください。

 

 

 

そして、大団円を迎えます- 。

 

 

クラウディア・カルディナーレが西部劇では珍しい強い女を演じていますが

 

この”強さ”の描き方は「風と共に去りぬ」のスカーレットに全然負けていません。

 

 

映画一本を集中してみたら、続けて他の映画も見たくなってきたぜ~☆彡

 

僕が見逃している映画、新しいのや古いのやと山ほどあるンだけど、どうしよう。

 

 

 

ちょっと西部劇映画の音楽でも。

 

クイック&デッド より

 

 

キャスティングがとにかく凄い、凄かった!

 

 

殺しが静かにやって来る

音楽はエンニオ・モリコーネ。

 

 

西部劇なのに舞台は雪景、ヒロインが黒人、そして衝撃のラスト!

 

このラストは驚いたというより、何が起きたのか全然意味が分からなかった。

 

あまりのラストに別エンディングを追加撮影したという曰く付きの映画です。

 

 

荒野の七人

 

 

最後は・・・僕の大好きな

続・荒野の用心棒

リンチのシーンなどに残酷な描写があるため、各国で上映禁止、あるいは年齢制限がなされた。

(ウィキペディアより)