都市伝説vol.26【暗い日曜日】(※再掲載) | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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『暗い日曜日(くらいにちようび)、

Szomorú vasárnap, Gloomy Sunday, Sombre Dimanche)』は、

1933年にハンガリーで発表されたヤーヴォル・ラースロー作詞、

シェレッシュ・レジェー作曲による歌です。


曲調、歌詞ともに陰鬱さを醸し出したこの歌は

「自殺ソング」として、またヨーロッパやアメリカでは

「自殺の聖歌」として知られており、

歌詞の内容は暗い日曜日に女性が亡くなった恋人を想い嘆くというもので、

最後は自殺を決意するという一節で終わるものです。


少なくとも世界中で100人以上の人がこの曲に関わって、

自ら・・・という曰くのある歌です。 



ハンガリーの首都、ブダペストで、

若い青年がこの曲の演奏をバンドに頼んだ。

彼はシャンパンを飲みながら曲を聴いていた。
 
その後、勘定を済ませた彼は突然ピストルをとりだし、

こめかみを撃った。




ニューヨークでは、あるタイピストが自室でガスを吸引した。
 
遺書が残っていたのだが、そこには、

自分の葬式の時には 『暗い日曜日』 を演奏してほしいと書いてあった。




ベルリンでは、若い男が首吊りをした。

足元には 『暗い日曜日』 の楽譜が落ちていた。

80歳の老人がこの曲をかけながら、七階から飛び降りた。

14歳の少女がこの曲の楽譜を手にしたまま、川に入水をした。




なかでも不可解なことはローマで起こりました。

自転車に乗った少年が、老婆がこの曲を歌っているのを聴いた直後、

自転車を降り、その老婆に持ち金の全てを手渡し、

そのまま陸橋から下の線路へ身を投げてしまった。




当時の精神分析医や心理学者達は、その原因をつきとめる為に、

この曲を研究したのですが、結局 何もわからなかったのです。

その間にも、増加するばかりで、

イギリスBBC放送局は、この曲の放送を全面的に禁止しました。

続いてフランスやアメリカの放送局も次々と この曲の放送を禁止したのです。

これは、第二次世界大戦の始まる直前の出来事でした。





これって、『歌のデスノート』と言えるんじゃないでしょうか。

戦時中、敵に向かってこの歌を大きなスピーカーで

ガンガン流せば、人間版「レミングの行進」状態で

楽勝なんじゃないかと・・・。

(ちなみにレミングの入水自殺は、嘘らしいです。

第一、レミングは泳ぎが上手なようで・・・)




ある気丈な人が「この曲をきいて自殺した人は

どんな環境で聴いたのかを知りたい」という理由で

ipodに入れて聞いていたそうですが、

なんとか無事でおられるようです。



この『暗い日曜日』は、その誕生秘話を描いた

映画『暗い日曜日』というのもあります。

結構、評判のいい映画みたいですよ。


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気分転換に、何か一曲。

日曜日の朝ですし・・・・









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