【呪い】丑の刻参り【わら人形】 | Let's easily go!気楽に☆行こう!

Let's easily go!気楽に☆行こう!

映画、写真、B級グルメ、格闘技、そして少しばかり日常を語る雑記帳です。

数ある呪いの中でも

もっともポピュラーなのが『丑の刻参り』でしょう。



『呪い』とは、

「恨みや憎しみを抱いている人に

災いが起こるように神仏に祈ること。

また、災難がふりかかったり、

失敗したりするように願うこと」

とあります。



人を呪うには、それなりの原因があるのも事実でしょうが、

人の念(力)の中でも、

「憎しみ」「ねたみ」などを超えたところにある

人としてもっとも邪悪で強い感情が

「呪う」ことなのです。


『丑の刻参り』方法は

一、わら人形を作る。

  その人形の中に呪いた相手の一部

  (毛髪など)を入れると効果的。

二、・・・・・


書いている自分が嫌になりました。

上に書いた部分の続きや細かい所作もありますが

書くのやめました。

ネットで検索すれば簡単に方法が探せます。


わら人形セットも売っていますし

代行依頼も受けるところがありました。

しかし、

「人を呪わば穴二つ」

ここでいう穴とは、墓穴のことで

呪えば、それは我にも跳ね返り

相手もろとも自分も

穴に入ることになるぞという

戒めの言葉です。

どうぞ「丑の刻参り」ばかりでなく

お気をつけくださいませ。




昔、テレビ番組で

「丑の刻参り」の実況中継を

したことがありまして

(凄いことやるもんです・・・)

「丑の刻参り」で有名な神社・・・だったかな

レポーターが深夜待ち受けて

女性が来て人形を打ち込んでいるところを

暗視カメラで中継し、

神社から足早に立ち去るところをレポーターが

直撃インタビューしたことがありました。


「今、丑の刻参りをしましたよね!」

「・・・・・(無言で早歩き)」

「いつもやられているんですか!」

「・・・・・(無言のまま)」

「効果はありましたか!」

女性はレポーターに向かい





「あんたも呪うよ!」




○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●





大学生の男性・小林は、ある時、

よく丑の刻参りが行われているという

近所の神社の噂を聞き付け、

友達の原田と二人で現場を見に行ったそうです。


深夜2時ごろに噂の神社につくと、

遠くから釘を打つ音が聞こえてきました。

どんな人が儀式をやってるんだろうと

そっと境内に入り、そっと覗いてみると、

本当に白装束の女が藁人形に釘を打っていたそうです。

その姿から本格的なものである事が分かり、

「本物だっ!」と恐怖を感じて、

その場を離れようと後ろを振り向いたとき

原田が木の根っこに躓き転んでしまいました。

そのとき、小林たちに気づいた女は

彼らのほうに振り向くや、

片手に金槌を持ったまま、

凄い勢いで彼ら目掛けて走って来たそうです。




Let's easily go!気楽に☆行こう!




驚いた小林はサンダル履きだった原田に構わず全力で逃げ、

原田も走り難いサンダルを脱ぎ捨てる事で逃げのびました。

かなりの距離を走ったところで、コンビニにたどり着きました。

「小林くんさぁ、マジに逃げすぎ!」と言うと、

二人は安堵からどちらからともなく大笑いしました。


その日は小林の家に泊まった二人は

翌朝、現場の状況の確認と脱ぎ捨てたサンダルを拾いに

神社に行きました。


しかし二人がそこで見たものは、

藁人形が打ちつけられていた杉の木に

何本もの釘で滅茶苦茶に打ち付けられた

原田のサンダルがあった。




◇大学生二人の体験談はフィクションです。






※2010年8月19日の記事の再掲載です。

.