2月1日です。
プロ野球ファンなら今日からのキャンプインで
今年のシーズンが始まるとの思いがあることでしょう。
去年はマーくんの24連勝、バレンティンの本塁打60本
”東北の希望”東北楽天ゴールデンイーグルスの優勝など
話題に事欠かなかったように思えます。
僕、個人的にはバレの60本が気になっていました。
今年は何本打つんでしょうかね~。
(hiko)
アメリカのとある地方に野球観戦の大好きな、
でも、目の見えない少年がいました。
少年は大リーグ屈指のスラッガーである選手にあこがれています。
少年はその選手へファンレターをつづりました。
「ぼくは、めがみえません。でも、毎日あなたの
ホームランをたのしみにしています。
しゅじゅつをすれば見えるようになるのですが、
こわくてたまりません。
あなたのようなつよいこころがほしい。ぼくのヒーローへ。」
少年のことがマスコミの目にとまり、二人の対面が実現することになりました。
カメラのフラッシュの中、ヒーローと少年はこう約束します。
今度の試合でホームランを放てば、少年は勇気をもって手術に臨む、と。
そして、その試合、ヒーローによる最後の打席。2ストライク3ボール。
テレビや新聞を見た多くのファンが、スタジアムで固唾をのんで見守り、
少年自身も、テレビの中継を祈る思いで聞いています。
ピッチャーが投げた最後のボールは、
大きな空振りとともに、キャッチャーミットに突き刺さりました。
全米から大きなためいきが漏れようとしたその時、
スタジアムの実況が、こう伝えました。
「ホームラン! 月にまで届きそうな、大きな大きなホームランです!」
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