大田原市教委が、扶桑社版を採択した模様です。
抗議の声を集中してください。
歴史教科書の採択について、
最初から扶桑社版と自由社版を比較するだけとして、
他の7社を排除した採択でした。
採択手続きそのものにも多いに問題があります。
抗議先
大田原市教育委員会 学校教育課
gakkou-kyouiku@city.ohtawara.tochigi.jp
℡0287-98-7114 FAX0287-98-7123
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読売新聞 2009年7月9日朝刊より
扶桑社の歴史教科書採択へ 大田原市、05年に引き続き
大田市の教科書採択協議会は8日、市立中学全9校で来春から使う歴史の教科
書に、現在使っている「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した
扶桑社の教科書「新しい歴史教科書」を引き続き選定した。同市教委は、9日
の委員会で正式に採択する方針。
同市は2005年7月、全国の市町村で初めて同会のメンバーらが執筆した扶
桑社の歴史教科書を採択した。その後、同会は扶桑社に発行継続を拒否された
として、別の発行元「自由社」からの出版を決定した。自由社の教科書は、扶
桑社版と「約8割は同じ内容」(同会)で、大田原市がどちらの教科書を採択
するか注目していた。
採択協議会は、教育委員やPTAなどの委員7人で構成。協議会は市役所湯津
上庁舎で開かれ、審議部分は非公開だった。両方の採択に反対する市民団体の
メンバーら11人が冒頭部分のみ傍聴した。
協議会では、現場教師による教科書の調査結果が報告され、「最も中学生が
学ぶのに適している」として、扶桑社の教科書の継続使用を答申にまとめた。
通常、教科書採択は4年ごとだが、12年度に中学の新学習指導要領が実施
されることに伴い教科書も一新されるため、次回の採択は2年後となる。
歴史と正対しない、自虐史観などと言っている産経新聞もつくる会と袂を分かったといいながら藤岡信勝さんのコメントを載せたりしているから、完全には切れていないのだろう。自由社の役員も日本会議の会員だったりするのだから、どっちが採択されても同じようなものだと思っているのだろうが、扶桑社版を採用しているところがさらに間違いの上塗りをした自由社版に替えるとも思えない。新しく採用するところも出てこないだろう。
自虐史観などと行って、日本を貶めているのは彼ら自身だ!