核武装を唱えることが、非核都市宣言をし、世界に核兵器の廃絶を訴えて来た自分達の存在を鼓舞することになると思っているのだろう。
広島で行われる慰霊式典。今年も多くの方が、被爆者名簿に記載された。
今日本には統帥権も、『軍隊』というものもない日本は安全であるかのように錯覚する。しかし、防衛庁は防衛省と名を変え、さらに自衛隊三軍は装備の更新という名目で軍備拡大を図ってきた。可能な限り予算を確保し、その存在をより強固なものにしようとしている意志が確実に働いている。
インド洋、イラク、ソマリア沖へ、丸でそこに行くことを国民の大多数が望んでいるように行動し、北朝鮮の飛翔体騒ぎまで、全て防衛省の存在主張であり、より多くの国家予算の獲得と、権力の膨張へと向かっている。
改めて、防衛省と、自衛隊の存在は必要のないものだと思うに至っている。
先の大戦は一億層ざんげという矮小化されてその総括がなされてしまったが、さらに今、JAPANデビューというNHKの番組にけちをつけ、訴訟騒ぎまで起こしている。きのう、JCJは、抗議声明を発表しているし、NHKの放送のあり方を監視してきた団体が、逆にNHK頑張れとエールを送っていた。
広島原爆忌に何も核武装などとやることはないでしょうと日にちの変更を申し入れれば、言論封殺だと言っているやつらこそ、言論を弾圧してきた奴らだ。
広島の夏は、かなり暑くなる。今年64年目の夏。広島の平和式典の準備は着々と進められている。