こちらの記事、結構多くの方に見て頂いている様で、本ブログ内での人気記事の一つとなっています。
御覧頂きました皆様、誠に有難う御座います。
このラインアップの中に、本ブログで高頻度で話題に出している「MONSTER HUNTER RISE」や、かなりハマってやり込んでいる「NINJA GAIDEN: Master Collection」、格ゲー勢として欠かす事の出来ない「STREET FIGHTER 30th Anniversary Collection」、そして基本無料で一見誰でも気軽にプレイ出来そうな「遊戯王マスターデュエル」は入っていませんよね?
実はこれらタイトルは意図的に入れていません。
何故それらタイトルは意図的に外したのか?
夜幻のオススメする基準とは何なのか?
と言う事を、今回は簡単に説明します。
俺が多くの人にゲームを勧める上で、重要視している事は以下の四つです。
①:操作性
②:収録されているコンテンツの内容(快適性及び納得性)
③:難易度のバランス
④:ゲーム内の説明の充実度
まず、①について。
操作性が良く、快適にプレイ出来るかどうか、と言う点は非常に重要であると考えています。
何故なら、操作こそがゲームに干渉する唯一の手段だからです。
2D対戦型格闘ゲームの「SAMURAI SPIRITS」は、面倒な昇龍コマンドが存在してはいますが、快適な操作性を実現しているので、表示通りに入力すれば大体技を出せます。
逆に、「STREET FIGHTER 30th Anniversary Collection」に収録されている大半のタイトルは、昇龍コマンドは結構出し難いです。
現代の格闘ゲームと比べて、昔の格闘ゲームは要求されるコマンド入力の精度がややシビアなものが多く、昔のストリートファイターは正にその典型であり、初代ストリートファイターに限ってはシビアどころじゃ無いレベルで必殺技が出し難いので、そう言う点でオススメし難いです。
次に、②について。
収録されているコンテンツが快適にプレイ出来る内容であるか、また、そのゲームのコンセプトに合っていると感じられるものであるか、と言う点は、そのゲームを楽しく感じられるかどうか、と言う部分に密接に関わって来る問題だと考えています。
ワールドクラフト・サンドボックスゲームである「Grow: Song of the Evertree」には、スローライフから逸脱した、ちょっとした探索要素があるのですが、ゲーム中の一種のスパイスとして上手く機能していますし、ワールドクラフト要素に繋がる様に設計されているので、納得性が高く純粋に楽しめます。
逆に、ハンティングアクションの「MONSTER HUNTER RISE」は、何故か戦略要素のあるタワーディフェンスバトルの百竜夜行をエンドコンテンツの一つとして据えていますが、そうかと思えば、その百竜夜行の戦略要素は、クエスト後半では殆ど必然性を感じられなくなる様な作りになっており、納得性が低く、ゲームとしての快適性についても微妙であると言わざるを得ません。
続いて、③について。
難易度のバランスは、難し過ぎず簡単過ぎない、と言う程度が最も人を選びませんし、難易度選択の要素があると尚快適にプレイ出来ます。
FPS・RPGのシリーズのコレクションパッケージである「BioShock: The Collection」は、FPSである為一見難しそうに見えるかも知れませんが、難易度選択の要素があり、最も簡単な難易度でプレイすると、ある程度力業でゴリ押し出来ます。
とは言え、簡単過ぎると言う訳でも無く、きちんと手応えは感じられる内容になっているので、非常に丁度良い塩梅です。
アクションアドベンチャーのシリーズのコレクションパッケージである「NINJA GAIDEN: Master Collection」にも、難易度選択の要素はあるのですが、このパッケージに収録されているタイトルの難易度の調整はバラつきがあります。
初心者救済要素であるヒーローモードと言うものが、最低難易度に実装されていますが、逆に言えば、そう言う要素が必要になるレベルの高難度ゲームである、と言う事です。
収録タイトルの内、「NINJA GAIDEN Σ2」は、一般的なアクションゲームに近い調整となっているので、ヒーローモードから入るとある程度快適にプレイ出来ると思いますが、「NINJA GAIDEN Σ」はヒーローモード無しだと「Devil May Cry」のダンテマストダイ(DMCにおける最高難度)レベルになりますし(NINJA GAIDEN Σにおいての通常難度で、と言う話)、「NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge」に至ってはヒーローモード無しだと理不尽を強いられ続ける事になります。
そして、④について。
ゲーム内の説明は、解り易い方が良いですし、充分に説明してくれると快適にプレイ出来ます。
将棋ビデオゲームの「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」は、将棋のルールを基礎中の基礎の部分から、順序立てて、懇切丁寧に説明してくれます。
ゲーム内の進行や、コンテンツの内容についても、丁寧な説明が入るので、非常に快適にプレイ出来ます。
デジタルカードゲームの「遊戯王マスターデュエル」は、説明が最低限のものしか無く、デッキ構築は経験者で無ければスムーズに行えないデザインになっています。
一応、構築済みデッキを入手出来る要素はあるのですが、その構築済みデッキはお世辞にも実戦で使える内容であるとは言い難いですし、他人の構築したデッキをコピー出来る要素もあるとは言え、公開されているデッキの内容もバラつきがありますし、そもそもカードの効果の内容を把握するのも初心者にとっては一苦労になる筈なので、サポートが充実しているとは言えません。
用語辞典みたいなものもありませんし。
これら要素のトータルバランスによって、多くの人にそのゲームタイトルをオススメするかしないかを判断しています。
一応、「NINJA GAIDEN: Master Collection」に関しては、こちらの記事
にて、ブログタイトル通りに紹介していますが、紹介するターゲットをある程度絞ってはいますよね。
自分が好きだから、と言う理由だけで、いたずらに何でもオススメしようと言う気にはなりません。
ゲームって、時間効率の悪い趣味ですからね。
と言う訳で、今回のブログは以上!

