少し涼しくなってきたので、クラッチの様子を見がてら試乗してきました。
客観的な見方がしたかったので、吊り下げて計量できるデジタルスケールを買いました。
引っ張って引ききったときの重さを見ると
およそ4kgでした。
油圧クラッチ化したあとに、全く同じもので油圧化している方の動画を発見しました。
結果として純正ワイヤー5.73kgに対して油圧化6.62kgと必要な力が1.16倍となっていました。
上記の測定した数字だけ見ると、そこまでひどい結果のようには思えません。
バイクの差もあるのだと思います。
では実際に乗ってみてどうなのか。
クラッチミートがずいぶんと手前になりました。
引ききってちょっと戻したら半クラッチ状態です。
クラッチ自体はきちんと切れているので、遊びがまったくなくなったということでしょう。
スパっとつながる感じで、これは好みによるところがあると思いますが悪くはありません。
クラッチが軽くなったかと言われると、お世辞にも軽いとは言えません。
ただ、重くなったという感じではありません。
ワイヤーの時は引ききったところで最大の重さだったのが、油圧だと半クラッチの部分が最大の重さで引ききったときは若干軽く感じました。
それでも長時間操作すれば手が痛くなると思います。
結果的に問題の解消とはなりませんでした。
バイクは少しご機嫌斜めで、どうにもエンジンのツキが悪くギクシャクしました。
前は暑い日にキャブセッティングしたので、気温が下がったことによる燃調ズレでしょう。
もしくは、真面目にガソリンの古さも疑いたくなるぐらい入れたままなので、さっさと使い切って入れ替えたいものです。
ガソリンが空になったら、ずっと保留にしていたタンクのへこみの補修を考えています。
今秋は乗れる機会が多ければいいな。