昭和36年庭園着工 庭園を造ることにした祖父は、 昭和24年に親戚が有名な作庭師重森三玲氏に作庭して頂いていたこともあり、 西脇市が”ガチャマン景気”の全盛期の昭和36年、重森三玲氏に作庭を依頼しているのである。 私が2歳の時のことである。 昭和40年台初旬、子供ながらに香港からのバイヤーが何人も写真を撮っていたことを記憶している。 作庭当初の庭園の写真は残されていないが、 作庭から約5年後ごろの写真が僅かに残されている。 後にこの写真等が見つかったこともあり、 庭園の復元に繋がるのである。