はじめまして粉瘤⑩セカンドオピニオンで豪快な処置 | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。


だいぶ間が空いちゃいましたが、
前回の続きです。





再発疑惑の粉瘤を抱えた私は、
はじめての皮膚科に行ってみた。


なぜ今まで通っていた
手術した皮膚科に行かなかったかと言うと、
今までの受診で引っかかる点があったから。
(総合的には良い病院だと思う)


他の治療方法もあるかもしれないし、
セカンドオピニオンのつもりで、
新しくできた近所の皮膚科を選んでみた。






今度の皮膚科医は女性。

明るくてイケイケな(死語)
大阪のお姉ちゃんって感じ。

と言っても子持ちらしいので、
私と歳は近いかもしれない。




患部を診察した先生(以下、お姉ちゃん)は
びっくりすることを言った。


「あ〜手術の縫合糸が残ってるみたいねぇ」





なんと!!糸かよ!!


当時は
おいおい!手術した先生よ!
なにか引っかかっただけあるな…
と思ったけど

粉瘤に限らず手術後に縫合糸が残るとか、
吸収糸でも体に吸収しきれず残るとか、
しばしばあると最近知りました。






残った糸を除去すると宣言したお姉ちゃん。

手にしたのは注射針とガーゼ。






どうするのかと思ったら、


注射針で糸をほじくる!!

麻酔無し!!



患部は陰部なので私は見えないけど、
何をしているのかは触覚で予想できてしまう。
 





いってええええ……(悶絶)





お姉ちゃんは「痛い?」と聞いてくれるが、
うっかり「大丈夫…です…」と言ってしまった。
そのまま続行。


陣痛と出産と産後の会陰縫合など
痛いあれこれを乗り越えていた私は、

「あれに比べたらこれくらい…」
と我慢してしまったのだ。



本当にいらぬ我慢。
お願いしたら麻酔してくれたかもしれんのに。


いや、あの痛みは絶対麻酔必要なやつよ!





ブツはほじくり出せたようで、
化膿を止める系の軟膏をもらって
診察は終わった。








数日後、見事に腫れは治まった。

やっぱり糸のせいだったんだなぁ
痛かったけど除去してもらって良かったぁ

なんて快適に過ごしていた。







が、またしばらく日が経つと
今度は患部の皮膚がなんか変。



おおむね腫れが引いて
皮がタプタプになっているが、
まだ深部は腫れているような?
何か硬いものがあるような?
かさぶたかもしれないけれど。



気になって、気になって、
最後は自分で硬い部分を引っこ抜いた。



謎の人工物のようなものが取れた。
皮膚にしては硬い気がする。





結局あれは私の皮膚なのか
またしても糸か何かが残っていたのか
手術によるものなのか
今回のほじくりによるものなのか

誰にもわからない。



でも引っこ抜いてから、
完全に腫れは治まり気になることも無くなり、

今に至る。
(真似したらダメですよ!)





実は身体の他の部分に
新規粉瘤か再発粉瘤があるような気がするが

とりあえずこれで
「はじめての粉瘤」は決着。




読んでくださってありがとうございました(^o^)