イタリアで家探し(回想)⑤最終回 | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

 

~ここまでのあらすじ~

 

フィレンツェに就職決定後、新職場を介して早々に新しい家探しを始めるが…

・あてにしていた賃貸仲介会社の担当が逃走

・現地入りしてネット経由で家探しを試みるも、断られ続ける

・不動産会社を介して内見するが、大家から入居を断られる

 

また、また、また!振り出しに戻る。

イタリア人教授が手厚く協力してくれているのに、私たちも我儘は言っていないのに、

どうにも上手くいかない。

 

私たちがイタリアに入国するまで、あと2週間足らず。果たして住める場所はあるのか…?

 

 

 

 

 

イタリア人女性は(もちろん人それぞれではあるが)、強い。押しが強い。

夫の上司である教授も、例に漏れず。

 

進展しない現状に業を煮やしたのだろうか。もう時間がないからだろうか。

 

彼女は前回登場した不動産会社のスタッフに、早急に新居候補をピックアップさせた。

さらに、うちの夫に詳細情報と内部写真を添付したメールを送るようにしてくれた。

 

 

こういうとき、イタリア人はなかなか動いてくれない。「仕事だから当たり前!」とか、ない。

 

おそらく教授は、不動産会社スタッフに”強めに”お願いしてくれたのではないかと思う。

(この不動産会社スタッフも、仕事が早くて良い人でしたが)

 

 

 

 

 

メールで紹介してもらった物件は2つ。

 

①フィレンツェ中心部と職場の間。郊外にあるが、家の中は広い。即入居OK。

②フィレンツェ中心部。便利そうな立地だが、二人暮らしには少々狭い。大家に一回会ってから審査。

 

 

私たちは①を選んだ。

 

理由はひとつ。”即入居OK”これである。

②を選んで大家に断られてしまったら、本当に住む場所がないんだもの。

 

 

 

 

 

①の物件に決めた旨をメールで連絡し、その後は滞りなく契約が進み、なんとか無事入居できた。

内見していないわりに良い物件に巡り合えたと思う。こんなふうにタイルが素敵な物件だった。

 

 

 

家探しの最初から最後まで助けてくれた教授、素早く動いてくれた不動産会社のスタッフ。

あなたたちがいなかったら、私たちはイタリアに住めなかったかもしれません。

ありがとうございました!Grazie mille!

 

 

 

ちなみに不動産会社のスタッフは、私たちと英語でやりとりしてくれました。

彼女はとっても英会話が得意というわけではないけれど、

「私、英語苦手です!無理!」とならず、自ら私たちに関わろうとしてくれたのが嬉しかったです。

 

 

 

おわり

 

次は日本の家探し編かな~。

 

 

 

読んでくださってありがとうございます(^^)

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