イタリアで家探し(回想)③ | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

 

あてにしていた人が消え(前回記事参照)、私たちのフィレンツェの家探しは振り出しに。

 

 

 

当時、まだイギリスに住んでいる上に、現地在住の知人は全くいなかったので、

とにかくネットでの情報収集を試みた。

 

イタリア在住、またはその経験がある日本人の方が書かれたサイトやブログにより、

契約時の注意事項や他都市の相場などの基礎的な情報を学ぶことはできた。

 

しかし、肝心のフィレンツェの物件についてはよくわからなかった。

日本のス○モやホ○ムズのような賃貸総合サイトを見つけることもできなかった。

都市部なら日本人が管理している賃貸会社もあるかな?と思ったが、

私の検索能力では長期滞在用のものは見つからなかった。

 

 

 

手詰まり。自力ではこれが限界か。

やはりイタリア人に頼るしかない。私たちが頼れるのは、直属の上司となる教授だけだ…。

※繰り返しになりますが、職場の事務さんは全く英語ができず、私たちもイタリア語ができないので、意思疎通不能。

また超小規模な研究室なので同僚がいない、研究所全体で見ても外国人さえ滅多にいないため、教授自ら助けてくれています。

今でも感謝しかないです。本当に。

 

 

 

 

 

夫がフィレンツェの新しい職場に短期出張する日が来た。私も付いていく。

 

実はこの出張、イタリアに本渡航する日の2~3週間前。

「出張中になんとか家を決めてしまわないと…!」と、教授と私たち夫婦は焦っていた。

 

 

 

まずは教授にス○モのような賃貸総合サイトをいくつか教えてもらった。

自分では見つけられなかったが、やはりイタリアにもそういうサイトはあるらしい。

 

確かこんなサイトを利用しました。

https://www.immobiliare.it/

http://www.casa.it/

 

 

この中から自分たちでめぼしい物件を絞っていった。

当然イタリア語のサイトなので大苦戦。地理もわからないので地図も必須。

でも家に関する単語や地名は、これでちょっとだけ覚えることができた。

 

 

 

 

結論から言うと、ス○モ的なサイト経由での家探しは失敗に終わった。

 

気に入った物件があれば、教授がオーナーに電話すると申し出てくれ、

(夫が英語でメールや電話をすることは可能だが相手にしてもらえない可能性が高いからと)

実際に何件か電話してもらったのだが、

 

もうその物件には借り手がついているとか、双方の条件に合わない点があるとか、

(イタリア語ができない)外国人はちょっと…などの理由で断られてしまった。

 

「折り返し連絡します」と言われたが、折り返されなかった事例もある。

 

 

 

 

 

教授「もう、住みたいエリアの賃貸仲介会社に直接探してもらった方が早いわね!!」

 

 

うーん。イギリスの家探しのときと同じ結論だ。

賃貸会社に乗り込んで対面で話し合い、プロに探してもらうのが一番早いようだ。

 

 

 

つづく

 

 

 

読んでくださってありがとうございます(^^)

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