イタリア・フィレンツェの研究所に就職することになった夫。
直属の上司となる女性教授に、赴任中の住居についてメールで問い合わせてみた。
※夫の経験上ですが、新しい職場と雇用契約などの話をするときの連絡窓口は、事務または上司。
フィレンツェの職場の事務さんは全く英語ができないので、教授自らが窓口になってくれていました。
すると教授は、
「残念ながら寮のようなものはないから、賃貸物件を借りてもらわないといけないわ。」
「私の知り合いに賃貸会社の人がいるから、その人に協力してもらって探しましょ!」
と快いお返事をくれた。
その後、夫はフィレンツェの新職場に一週間ほど出張することが決まり、
教授は「出張期間のうちに、物件を内見させてもらいましょうね」と予定してくれていた。
なんとありがたいことか。これでフィレンツェでの家探しは安泰だ。
当時イギリス在住だったので、その出張には私も付いていくことにした。
と思っていたら。
頼りの賃貸会社の人が逃亡
なんでもその賃貸会社の人は、短期滞在用の賃貸が専門だったらしい。
(ヨーロッパなどでは長期休暇や観光の際に短期で家を借りることがあります)
私たちが2年近くフィレンツェに住む予定だとは思っていなかったようだ。
それでも、社内外の長期物件担当者でも紹介してくれれば良いのだが…
最終的には
音信不通
きっと面倒くさくなって放棄したんだな。
盤石かと思われたイタリアでの家探し。振りだしに戻る。
つづく
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