台所の電気が点かなくてピンチ。
夫は丸型蛍光灯を求め、
わざわざ郊外のショッピングモール内にある大きなCoop(スーパー)にやってきた。
前回書いたが、うちの近所では蛍光灯が見つからなかったからである。
広すぎて、蛍光灯売り場がわからない夫は、若そうな店員をつかまえた。
イタリア語は出来ないので、英語で蛍光灯を探していることを話す。
するとCoopの店員は
「ここにはないから、このショッピングモール内の電気店に行ってくれ」と言ったそうな。
すぐそこに電気屋があって良かった!
そう思いながら夫は電気屋に向かい、無事に丸型蛍光灯を購入した。
余談だが、後日私はこのCoopにて、
夫が電気屋で購入したものと同じ蛍光灯を発見した。
つまり夫は、電気屋に行く必要はなかったのである。
Coopの店員と英会話では通じ合えなかったのか。
店員は面倒になって、案件を他者(電気屋)に押し付けたのか。
そもそも店員が自分の売り場を把握していないのか。
真実はわからないが、何にせよイタリア生活らしいエピソードである。
あと、現地語が出来るに越したことはない。
結果的に欲しいものが買えたので、
「そこの電気屋に行け」って言ってくれたのは良かったとしよう。
夫はまた、徒歩20分+バス15分の道のりを経て、家へと戻る。
問題の台所へ突入し、満を持して蛍光灯を交換する。けれども電気は点かない。
夫はプチパニックに陥り、日本にいる私に連絡してきた。
蛍光灯を交換しても電気が点かない場合、点灯管も交換しなくてはいけない。
こういうの↓
点灯管は蛍光灯よりも寿命が長いため、
蛍光灯の交換経験はあっても、点灯管の交換経験がない人は少なくないのでは?と思う。
夫はまさにそれで、点灯管の交換までは未経験だった。私も点灯管交換は一回くらいしかないな。
日が暮れる中、彼は先ほどの電気屋に舞い戻り、人生初の点灯管購入を果たした。
今度こそ大丈夫だろう!
しかし、またしても電気は点かない…。
バス15分+徒歩20分の道を、二往復した夫。その落胆は察するに余りある。
電気が点かない原因が、蛍光灯でも点灯管でもない場合、照明器具や配線に問題がある。
ここまで来たら、大家にどうにかしてもらうしかない。
※うちは家具付き物件なので、照明器具も大家の私物です
その頃、日本の妻は。
漁港併設の食堂で、旬の生シラスを堪能。
生のシラスは生まれて初めて食べました!山出身なんで!
つづく