ウフィツィ美術館に続き、
「長期帰国前に行っておかなければ!」と思ったフィレンツェの観光地シリーズです。
今回はアカデミア美術館。今年の1月初旬、日曜日に行ってきました。
ウフィツィに行ったときと同じく、予約なし・待ち時間ゼロで入れました。
冬の日曜日は空いていることが多いのでしょうか。
入口。入場料は12.50ユーロです。
ここもウフィツィと同様、入口が少しわかりにくかったです。
特にアカデミアの方は完全に街並みに同化しており、通りすぎそうになりました。
この写真で言うと、イタリア国旗があるあたり。右手側が入口です。
ハイシーズンは行列ができるらしいので、すぐわかりそう。
いざ入場。
アカデミア美術館のハイライトは”彼”でしょう!
ミケランジェロ作・ダビデ像。みんな知ってるダビデ君。
アカデミア美術館のダビデ像は、オリジナルです。やっと本物のダビデ君に会えた!
参考:過去にお目にかかった、フィレンツェにあるコピーのダビデ君たち。
(左・シニョリーア広場、右・ミケランジェロ広場)
夫と私の最初の感想は…
「こんなにでっかい彫刻だったのねー!!」
世界中の教科書に載っているダビデ君ですが、
サイズ感って本物を見てみないとわからないものですね。
オリジナルダビデ君、周囲360度どこからでも鑑賞できます。
スケッチ目的で来ている人もたくさんいました。未来の大作家がいたかもな。
浮き出ている血管や筋や肉の質感も、よーく見えます。これ本当に石かな?
ダビデ像以外の展示品もあります。ミケランジェロの他の作品も。
ウフィツィ美術館よりは小規模(むしろウフィツィが大きくて濃い)で、絵より彫刻が多めです。
人間の彫刻がたーくさん。夜中にしゃべってそう。
最下段中央の3人は、絶対三角関係やろ。
きゃりーぱみゅぱみゅ系(中央)。 ちなみに私、きゃりーちゃん好きです
ルネサンスの時代からこんな髪型があったのかな~?そうなら興味深いわ。
完全にダビデ像目当てで行ったアカデミア美術館。
行く前は正直に言いますと「ダビデ君だけで12.50ユーロは高いかなぁ」と思っていました。
けれど、行って正解!良かった!
本物のダビデ君はすごくて、ゆっくりじっくり見れて、それだけで満足でした。
他の展示品も面白かった。特にしゃべってそうな胸像たち。
美術館って、全部余さず見てやろうと思うと、どっと疲れて感動も薄くなるものね。
こんな楽しみ方でちょうど良かったです。