前回の記事について、
イタリアビザ経験者の方、これから渡航される方から多くの応援コメントいただきました。
うぅ…ありがとうございます!
<現状>
夫:滞在許可証申請中で指紋採取待ち
妻:色々上手くいかず、何もできぬまま一時帰国中
※注意※
まだ私の頭の中では、ビザや滞在許可証について不明な点が多々あります。
間違ったことを書くかもしれません。そして、こういった情報は変更の頻度が高いものです。
本ブログは参考程度にしていただき、公式な情報を各自でご確認くださいね!
公式情報を探すのも大変なんですけどね…
間違いがあったら、ぜひコメントなどでご指摘ください!
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前回の序章で、イタリアに住むためには、
”ビザを取って入国し、イタリアで滞在許可証を取得するのが一般的”だと書いた。
ビザの申請方法は、大使館や領事館のウェブサイトをご確認ください。
イタリアのビザを申請するためには、申請書や諸々の書類が必要になってくるわけだが、
その中でも肝といえるのが”Nulla osta”というやつである。
これがないと何も始まらないので、ひとまず説明させていただきたい。
イタリア語辞書によると、Nulla ostaは「証明」「許可」などの意味があるようだ。
労働目的でイタリアへ渡航する場合では”労働許可証”にあたるようで、
イタリアのどこかの役所?が出すものらしい。
夫のNulla ostaは、イタリアの研究所(就職先)が申請してくれた。
<イメージ>
外国で働くなら、そりゃ労働許可証は必要だろう。それはわかる。
しかし、このNulla ostaとやら
家族ビザにも必要なのである。
私はまだNulla ostaを持っていないのですが、
「夫がイタリアで働くので、妻も一緒にイタリアに住む許可証」みたいなイメージで良いのかな?
さらに困ったことに、私の分のNulla ostaは
”夫が自分の滞在許可証を取った後、
イタリアで「家族を呼び寄せたい」と申請しなくてはならない”模様。
(↑基本。例外もあるかも。)
ちなみに私が今までビザを取った国々では、
家族にまでNulla ostaのような許可を求めるところはなかった。
戸籍謄本などで夫との婚姻関係を証明すれば済んだし、
夫と私は一緒にビザを申請することもできた。
こういったビザ関係は、家族ひとまとめで出来るもんだと思っていた私たちにとって、
イタリアのこのルールは衝撃的だった。
夫と私がイタリアに居住できるまでの道のりを、時系列で表してみた。
長いわい!!
図にしても長いが、実際は大変時間がかかるらしい。例えば…
◎滞在許可証(Permesso di soggiorno)を取るのに、最大3か月くらいとの噂
◎夫が「妻を呼ぶからnulla ostaをくれ」と申請してからもらえるまで、数週間~数か月との噂
◎日本で私がビザ申請をするとして、ビザ申請~発給まで平均1~2週間
(2016年12月末、大阪のイタリア領事館にメールで問い合わせました)
加えてこれらの間に、トラブルも起こりうる。
一体いつ、夫と一緒に暮らせるようになるのだろうか。
夫の上司と相談した結果、私はこれとは違う方法で、
イタリアへの再入国&滞在許可証取得を目指すことになりそうだ。
それについてはまた明日。
つづく