改めまして。昨日、夫のイタリア滞在許可証を受け取ることに成功しました。
アドバイスや応援くださった皆様、役立つ情報をブログなどにアップしてくださった皆様、
ありがとうございます!!
やっと、超大きなトゲがひとつ抜けましたよ…!(´;ω;`)ふぁあああ
さて、いよいよ、夫の滞在許可証取得までの道のりを記録していきたいと思います。
私の滞在許可証についてはこれから申請開始なので、ひとまず夫の案件だけです。
イタリア側の対応にも文句はたくさんありますが、私たちも結構な失敗をしてきたと思います。
しかし恥を忍んで、ありのままに書くつもりでございます。
今後がんばる人たちのためにも、例はいくらでもあった方が良いはずだ。
長くなりそうなので、書き飽きたら他のネタに走るかもしれません(笑)
ではスタート!
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合法的に、長期間外国に住もうと思ったら。
まず、渡航先の国が発行する”ビザ”が必要になるだろう。
イタリアに居住する場合の一般的な流れ
東京の駐日イタリア大使館か、在大阪イタリア総領事館でビザ申請・取得
(2017年現在、住民票がある都道府県によって、どちらに行かなくてはいけないか決まっています)
↓
ビザを持ってイタリア入国
↓
滞在許可証を申請・取得
↓
正式にイタリアに住める
ところが我が家の場合。
イタリア・フィレンツェ行きが決まったとき、私たちはイギリスに住んでいた。
条件が整っていれば、日本以外の国で、そのまた違う国のビザ申請は可能らしい。
ヨーロッパから日本は遠い。
さて、どこでビザを申請すべきか…?
日本に一時帰国してビザを申請できたら、一番良いと思う。
言葉も通じるし、必要書類も揃えやすかろう。
でもイギリス住まいの私たちには、帰国ビザ申請にデメリットがあった。
●夫が現在のイギリスの職場を休まなくてはいけない(準備や移動を含めて最低1か月ほど?)
●ビザ申請中はパスポートを提出しないといけないので、日本から出ることができない
●高額な航空券代が痛い(もちろん全額自腹) など
過去に私たちは、台湾→イギリスの移動を経験しているが、
そのときはメリット・デメリットを天秤にかけて、日本に帰ってイギリスビザを申請した。
メリットとデメリットを天秤にかけて、夫は英断した。
「日本に帰らず、イギリスで申請しよう!」
「イギリスでの申請なら、イタリア関連の役所でも英語が通じるはず。英語ならいける。」
「サウサンプトン(イギリスでの居住地)からロンドンまでは、片道2時間強だし。」
夫は下調べの後、在ロンドン・イタリア大使館にメールを送った。
”イギリスに居住している日本人の自分が、ロンドンで、イタリアビザの申請ができるかどうか”を。
ややこしい状況だが、全く例がないわけではないだろう。幸い「申請可能」との返事をもらった。
※1:申請可能かどうかは、UKビザの種類などにもよりますので念のため各自でご確認ください
※2:イギリスもイタリアも、メールに100%返信がある国ではないので、そういう意味でも”幸い”
フィレンツェの就職先にもその旨を連絡し、ビザ申請の準備は進む。
メールや郵便を駆使して契約書にサインしたり、労働許可証などを作成してもらったり。
さらに夫は、ネットサーフィンで得た情報を参考にしながら申請書を記入したり、
自分で揃えなくてはいけない書類などを用意した。
どれだけの期間がかかったかは忘れてしまったが、ビザ申請に行ける状態になった。
(参考:採用決定が1月、ビザ申請が9月、フィレンツェ着任が11月)
いざロンドンへ!!
つづく