ボローニャの公園 | 謎のこうのとり 

4月23日火曜日

 

午後2時過ぎのフライト、パリ経由で帰国する日が来た。

スターホテルエクセルシオール(Starhotels Excelsior)

朝食会場の給仕してくれる女性はみんな親切で、

テキパキ動いていて、上司らしき男性もお客さんに常に

気を配っていた。メニューも豊富で野菜もたくさんあったので

ついつい食べ過ぎてしまった。

部屋の清掃も気になるところはなく、いつも丁寧に整っていた。

部屋には、冷蔵庫や湯沸かし器もあったので、食べ物を買ってきて

保存もでき、エスプレッソや紅茶なども常備していたので、お茶も毎日楽しめた。

バスルームにはでっかい浴槽があり、歩き疲れた足を伸ばすことができた。

ホテル評価の欄に「蚊がいた」という書き込みがあったので殺虫剤を

持参していたが、まったく虫の影さえなかったずら。

(ベニスのホテルの部屋に蚊がたくさんいて悩まされたので蚊には敏感)

 

ホテルの向かい側にはボローニャ中央駅、駅にはスーパーマーケットもある。

美味しいジェラードの店もあった。

ホテル並びのポルティコの通りは軽食の店があり、

その先には、本屋さん、お土産さん、かばんやさん、レストランが集合した

一画があり、いつも賑わっていた。

朝食後、すぐにチェックアウトできるよう準備をして

散歩に出かけた。

ボローニャには城壁が現存していて、「セレ二テの城壁」

「1000年の城壁」、13世紀にさらに造られた長い城壁(今は城門のみ)などが

所々で見ることができる。

城壁を横目で見ながら、公園に行く。

ポルティコの上も公園の一部になっていて、道路が見渡せる。

公園は散歩する人やワンコ、ジョギングする人もいて長閑な雰囲気・・・

マロニエの花が満開

ベンチに座って、くつろいでいたら、パトカーやらジープが何台かやってきた。

何事ずら?と、木の陰から様子を伺う私。

ベンチに座っていた若者を取り囲み、やがてパトカーに若者を乗せて

一台は去って行った。

言葉が流暢ならば、絶対ポリスマンに聞き込みに行ったのにしょんぼり

(しつこいようだが、写真は大きい木の陰に隠れて撮った)

しかし・・・マロニエの花粉のせいか?急にむせこみ咳が止まらなくなった。

これでは隠れていても、見つかり、怪しいアジアのおばさんと職質を

受けかねない。仕方なく、その場を立ち去ることにしたのであった。

ボローニャのバスは二台がくっついていて、運転は技術を要するのではないかと思った。

前を通るたびに気になっていたハムの店。

上から何か降ってきそうで、入店する勇気なし。