サン・ペトローニオ聖堂からポティコをを歩き、向かったのは中世博物館。
マンゾーニ通りにある15世紀のルネッサンス様式の
ギジラルディ・ファーヴァ館がその建物となっている。
この看板がなければ通り過ぎてしまいそうずら。
中世博物館の向かい側に中世のマドンナ・ディ・ガリエラ教会があった。
中世博物館の後、入ってみようと思いつつ行きそびれてしまった、残念。
中世博物館に入ると、そこは煉瓦の円柱が並ぶ中庭。
建物の裏側、こんな所が気になる私の悪いクセ。
ここでも気になったものを写真に撮った。
これって、民藝っぽい
この鳥もかわいい
アイアンのバルコニー? これ良いなぁ。
展示室の天井も凝っていた。
しかし、一番のお気に入りは・・・・・
この楽譜、すべて手書きである。
これらを展示している部屋は階段下の小部屋であり、
階段横で待機している女性が灯りをつけてくれる。
美しい~
このインデックス素晴らしい。
見入っていると、上から女性が「大丈夫?」と声をかけてきた。
すべてガラスケースに入っているので触れることはできないけれど
きっと素晴らしい手触りに違いない。
この小さい絵の精緻なこと、ため息がでた。
そんなこんなで、これ以後、見たものは写真を撮っていない。
手書きの楽譜の美しさにうっとりしすぎて、
マドンナ・ディ・ガリエラ教会のことをすっかり失念してしまった。
次の目的地ボローニャ近代美術館へと歩いていると
古くて気になる建物発見
劣化したフレスコ画が窓のまわりに描かれていて
ドアの上には天使の彫像
ここは、616年のコロンバナス修道院の建物だったらしい。
ボッビオ修道士によって設立、その後複雑な歴史を経て
今は古代の貴重な楽器のコレクション(タグリアヴィーコレクション)展示とか、
この地下でローマ時代のものが発見されたとか・・・
帰国してから、わかった。
気になったら、入るべし。教訓
この辺りは特に古い建物が多かった。
近代的な建物の横に
忘れられたようにひっそりと壁の一部があった。
中世時代、13世紀のボローニャには「トレソッティの輪」という
ボローニャの街のまわりには壁があったらしい。
そういえば・・・先ほど行った中世博物館に街の模型があった。
この円形の壁の一部に違いないずら。
さて、寄り道しすぎて、この日も時間がなくなってきた、急げ私