近江八幡の方は親切だった。やっぱり近江商人の血が脈々と受け継がれているのだ。
そして、このネコちゃんに、「ネコちゃーん、写真撮ってもいいずらか?」
「いいにゃん、このポーズはいかがにゃ」といきなりカメラ目線。
恐るべし近江八幡のネコちゃん
妹の「タコ吸える??」発言に激しくむせこんだ私は、鼻の奥にマンゴーの余韻を残しながら
彦根に向かう。
私のスケジュール表では彦根午後2~3時頃到着予定だった。
しかし、彦根のホテルに到着したのは4時45分
なんとしても彦根城あたりを観光しなければ、翌朝一番で信楽に向かう私達は
彦根に来た意味がまったくにゃーずらなのだ。
「近そうに見えますけど、歩いたら20分かかります」というフロントのお姉さんの言葉に
ひびり、即タクシーで彦根城に向かう。
助手席に乗り込もうした私にタクシーの運ちゃん
「やぁー久しぶり。いらっしゃい」
へっ、ワタクシこんなおっさんお方知りませんけど
でも、急いでいたので、「埋木舎に急いで行ってください」
運ちゃん、そのあとも心地よい関西弁で
「わてな、彦根城に向かったら、またさぼってんとちゃうかって会社に言われるんよ」
彦根城近辺に秘密のさぼり地点があるらしい。
運ちゃんが会社から疑われようと兎に角さっさっと彦根城に向かうずらよ
私 「お勧めの食べ物屋さんってありますか?」という質問に
運ちゃん「あるある、彦根駅裏の○○料亭、あそこはいいでっせー」
私 「ふーん、じゃ詳しい地理を教えてください」
運ちゃん「あかん、アソコは予約制や」
むっじゃぁ 手頃で予約なしでもOKのところを教えてください
こんなそんなの会話で5分くらいで早くも到着
運ちゃん、下車するとき名刺をくださった。
でも、残念ながら二度と乗ることはないずらよ