並河靖之七宝記念館の展示室から庭に出る。
主屋はりっぱな書院造り。
昔ながらの少し歪んだガラス障子の向こうには
和室に西洋家具が配置されている。
海外からのお客さまのためでもあるのだろう。
琵琶湖疏水の水を七宝の研磨用として、個人庭園に
一文字手水鉢(鞍馬石) 。地面に直接置かず、細長く切り立った石を
組み合わせ、支えている。
天井をゆらゆらと陽炎のように彩る。
妹は小川植治の庭園がお気に入り。
憧れの記念館を訪れて、写真をたくさん撮っていた。
このあと、すぐ近くの「初音」というカウンターだけの小さいすし屋で
昼食をとった。
カウンターの上には信楽狸の夫婦が鎮座していて、
「どぉや、うまいかぁ?」と聞くので
るー親分みたいに「蒸し寿司うめぇー」と答えたのであった。
このあと妹がお土産を買った漬物屋さんの「西利」で
たらふく試食させてもらった。
季節のお漬物がひじょーに美味しかったずら。
私・・・・試食だけで買わないずら。おっほほほ