父サンデーサイレンス系が圧倒的に強い大阪杯 | ワイビーのブログ(おもに競馬)

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今週は土曜にドバイワールドカップ・デー。

 

土曜深夜に行われる、自分の中では1年の中でもっとも楽しみなシーズンのひとつ。毎年語っていますが、真夜中の周囲が静まりかえった時間帯で家の外は満開になった桜。ドバイの現地も競馬場以外は真っ暗で神秘的な風情。レースを楽しむというよりは当日の雰囲気が大好きです。

 

例年高松宮記念の週に行われる一連のレースですが、今年は1週ずれて大阪杯の前日に開催されます。そこで、今回は大阪杯の勝ち馬の血統について振り返って見たいと思います・

 

実は大阪杯は父サンデーサイレンス系の馬がとても強いレース。初めて出走した1996年以降の28年間でなんと21勝。しかも2012年~2022年まで11連勝しています。

 

日本競馬の歴史を大きく塗り替えたサンデーサイレンスとはいえ、この成績は驚異的とも言えます。

 

まず、サンデーサイレンス系種牡馬別の勝利数をまとめてみました。

サンデーサイレンス 6勝

ディープインパクト 6勝

マンハッタンカフェ 2勝

ステイゴールド 2勝

ダンスインザダーク 1勝

オルフェーヴル 1勝

ハーツクライ 1勝

ブラックタイド 1勝

アグネスタキオン 1勝

 

サンデーサイレンスとディープインパクトが6勝タイでトップ。共に種牡馬として偉大な足跡を残してきた2頭が、大きく抜きん出た成績を残しています。

 

一方で、非サンデー系の種牡馬の成績は以下の通り。

オペラハウス 2勝

モーリス 1勝

トニービン 1勝

ミラクルアドマイヤ 1勝

メジロライアン 1勝

シアトルスルー 1勝

 

オペラハウスのうち1頭は二冠馬メイショウサムソン。ミラクルアドマイヤはトニービン産駒ですので、父トニービン系は2勝しているということになります。また、モーリス産駒は昨年のジャックドールが優勝し、サンデー系の連勝記録を止めています。

 

今年、サンデー系の有力馬は重賞3勝のディープインパクト産駒プラダリア、昨年無敗で皐月賞を制したキタサンブラック産駒のソールオリエンスあたりでしょうか。サンデー系を牽引してきたディープインパクトの後継馬がなかなか出てこない現状、昨年に続き父が非SS系種牡馬の産駒が台頭しそうな感じもしますが、果たして結果やいかに?