高松宮記念回顧 | ワイビーのブログ(おもに競馬)

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今年の高松宮記念は違和感ありあり。

 

例年ならドバイワールドカップデー後の余韻に浸りながら迎えるのですが、今年は1週後倒し。変則スケジュールということもあってか、普段はドバイに行ってお留守のルメール騎手が参戦している、というのも普段と違う感じがしました。

 

さて、今年の高松宮記念は話題が盛りだくさん。

 

伝説の馬主の初勝利なるか(ママコチャ)、父子4代のGⅠ勝利なるか(トウシンマカオ・ビッグシーザー)、GⅠでの惜敗続きに終止符を打つか(ミッキーアイル)、はたまたスプリントの魔境香港の刺客か(ビクターザウィナー)、アイドルホースのラストランの結果はいかに(メイケイエール)・・・。

 

などなど混戦模様なだけでなく、いろいろな見どころがあった今年のレース。混戦に断を下したのは、坂井瑠星のマッドクールでした。

 

昨年のスプリンターズステークスで2着。その後暮れの香港遠征以来の実戦となりましたが、直線で抜け出すと最後猛然と追い込んで来たナムラクレアの追撃を僅差振り切ってGⅠ制覇を達成しました。

 

高松宮記念は色々な血統の馬が勝っているレース。マッドクールの父ダークエンジェルは短距離系の種牡馬として重賞勝ち馬を多数輩出。遡ってみると1995年のラジオたんぱ杯勝ち馬のプレストシンボリを輩出したワージブという、マニアックな種牡馬の名前も。めっきり見なくなってきた父ノーザンダンサー系というのも珍しい。

 

個人的には、内国産不遇の時代を乗り越えて今もその血統をつないでいるサクラユタカオー系のトウシンマカオとビッグシーザーにロマンを託しましたが、結果は6・7着。残念な結果に終わりましたが、秋のリベンジを期待しています。