ムスコロク -2ページ目

ムスコロク

息子と母のドタバタ生活!

娘、旦那さんと喧嘩中。どちらも傷ついて、傷つけ合っちゃって。。(´д`lll)


あー、なんちゅうか、些細なことがお互いに引っかかったりする時期ってありますよね? 些細なこと、でも当事者にとったら大問題で。本気で悩んで苦しんで。振り返ってみれば、「そんなこともありましたわねぇ」って思うようなことなんだけど……渦中にいるときは、もう大大大問題で。


娘、暴走するタイプなんで、勢いにまかせてとんでもない方向に行っちゃわないかと、ちょと心配。

でも、心配してもどうにもならんのですよねぇ。乗り越えてくれぃ。o(;△;)o



さて、が雪深ーいところに出張。

「やだなあ、行きたくねえなあ」とため息ついてました。車で行かなきゃならないんで、いろいろ大変らしいんです。


で、母、(いい年して)冗談めかして父にいいました。


「んーもう、ったら、母と離れたくないのねー、それをそんな形で言うなんて」♪(*^ ・^)ノ⌒☆


「本当に雪がイヤなんだよ」(-""-;)


「んー、わかったわかった、照れなくていいよ」(^_-)☆

「はあぁぁぁ」o(_ _*)o

父、本気でうんざりのため息ついてました。



いや、母もわかってますよ。雪がイヤなんだって。でも、こういっときゃ父はなんとなく、「おっ、母はオレに気があるのかな?」と思ってくれるんじゃないかという「シタゴコロ」が母にはあるわけですよ。それに案外、母も冗談じゃなくて、本気で言いたいって気持ちがあるのかもとか思ったり。


こういうこと、娘ができればいいんだけどねえ。(´Д`)=з

シタゴコロ本心か母もわかんない、こんなバカなことをね。

爆雪なんて言葉があるかはわかりませんが、ひどい雪です。


母、車で出かけ、帰り道に突然の爆雪に見舞われ、道路がなくなる~、雪で埋まる~と前の車の轍を追ってあわてて戻りましたが、いかんせん、最後の最後、自宅前で立ち往生となりました。


スコップで車の掘り出し開始!(`・ω・´)ゞ


うおおおおおっ! (`◇´*)oと全力で雪かきしたものの降る雪の量はものすごく、最初に掘った場所が終わり頃にはもう埋まりかけるありさま。


まずい、埋まる。まずい。父助けて!(;´Д`)ノ と夫婦で全力で雪かきして、無事車庫に納めました。


家の周り、もっこもっこの雪だらけです。


ばふっ、と倒れたらふかふかで気持ちよさそう。

倒れた跡が人型になっておもしろそうですが、冷たそうなのでやってません。


ふふふふ、ヘ(゚∀゚*)ノ2スコをぽーんと放り投げたら2スコ型に雪が抜けて、かわいいかも~、と思いましたが

「それ、虐待ニャ」(-_-メと言う目で2スコににらまれたので、やってません。


豪雪、雪害に合われた皆様にお見舞い申し上げます。


もう一寒波来るようですが、無事乗り切りましょう。おーっ!


そういえば、ムスコは大丈夫かな。

ま、連絡がないので大丈夫でしょう。(;´▽`A``

大寒波襲来中。

というわけで、夜かえってきたらこんなことが。


文屋康秀の歌


吹くからに 秋の草木の しをるれば 
    むべ山風を 嵐といふらむ



ムスコロクバージョン

降るからに 大雪警報の 印あれば

   玄関凍って あら、開かない



うちに、入れないーーーーっ!(T▽T;)



おもしろい記事、って自分じゃよくわかんないもんです。

ときどき、母、息子のことを思って、ぼそっ、とつぶやくことがあります。

そんなことを書いてもイイかな?



つまらなかったら恥かきたくないので(今さら……)、「なんじゃ? ボツじゃ」、とコメントよろしくお願いします。

m(u_u)m


題して、ムスコロク百人一首シリーズ。(;´▽`A``


初回は素性法師の歌


今来むと 言ひしばかりに 長月の

 有明の月を 待ち出でつるかな



ムスコバージョン

今日来むと 言ひしばかりに 来やしねえ

 有明の海で 遊んでいるかな


やっぱり、ボツ?

          

その昔、ムスコに、「彼女いるの名前は? ジュンコ? それともヨウコ? キョウコ?」と尋ねたら、面倒くさがったムスコが「ジャスコ」、と答えたことから、ムスコのまだ居ぬ彼女の名前は「じゃす子ちゃん」となっておりました。


ジャスコ、なくなっちゃいましたねえ。統合されてイオンになっちゃいました。


さて、盆暮れ正月、ムスコは大学のある某県から帰省して来るのですが……。


いつも来るのは12月31日とか8月13日とか、ギリギリの時期。大学はもっと早くに休みに入っているのに。

それにどうやら、実家への到着時刻からすると、大学のある某県からではなく、東京から帰省している様子。


はて?


で、母、ピンと来ました。昨年の夏、ヤフーニュースで見た記事をネタにカマをかけました。


「ムスコよ、イベントのある有明の巨大施設では熱中症で倒れる人が続出で『倒れました、じゃなくて、倒れそうですの段階でスタッフに連絡してください』ってアナウンスがあったんだって?」と尋ねたところ、「いや、そんなアナウンスは聞かなかったけど」との返答。


やっぱり。

行ってるんかい、コミケに。


「いや、友達が案内してくれって言うからさ」


ほおおおっ、案内できるほど詳しいんかい。


毎年盆暮れに行ってるらしいです。ハイ。



ところで、父がかねてから心配していたのですが。

「ムスコはつきあっている彼女、いないんじゃないか?」


いないでしょうねー。アパート、女性っケ、なしだもの。


まあ、イイじゃないですか、二次元の彼女でも。平面じゃす子ちゃんでも。ムスコが幸せならばさ。人の幸せなんて、親といえど推し量れないもんだし。



そういえば、母の世代、平面ガエルのぴょん吉こと、ど根性ガエルってアニメがありました。



いいじゃないですか、ど根性じゃす子ちゃんでも。











ご無沙汰しています。m(_ _ )m 母です。

ムスコの就職、何とか決まりました。世相は何やら厳しいようですね。


「アメブロのサイバーエージェントさんに、『ムスコロク』のムスコです。って就職応募してみたら?」ってムスコに言ったら、「ぜってぇヤダ!」ってました。イイ企業なのにねぇ。はずかしいのかしら。生活やら、昔のことが全部ばれてるのが。γ(▽´ )ツ


ところで、母のバイト先、ずーーーーーーーっと求人を職安やらなんやらに出しているのに一件も応募がありません。

あちこちのお店や企業でも、最近、「求人」の張り紙を多く見かけます。就職難? どうなってんの、これ?


皆さん働いてください。母ですら、人手不足による過重労働で死にそうです。今日もこれから、仕事。今月はもう休みなし。。゚(T^T)゚。働く人、カモーン。



さむーい日が続いています。なにやら鍋底寒気、とかいうしいですね。


犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる。って歌がありますが……。


2スコ、まもなく18歳になります。妖怪を通り越して、いよいよ大妖怪に。


で、こたつに入ってますが、丸くなっていません。


母が外出から帰ってくると、「にゃあああああああああっ!(どこに行っていた。かえってくるのが遅い)」とこたつの中から叫びます。


お腹がすくと、「にぃやあああああおおおおうっ!」とこたつの中からごはんを要求します。


こたつから出てきません。(トイレ以外) で、人間を手足のように使い暮らしています。さすがは、妖猫。


で、こたつ布団をめくると、らんらんとした緑の目で「春はまだか? 寒い。寒いぞ」と怒っています。


2スコはこたつで、丸くなってません。とんがってます。(ノ_-。)



暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか?


母、花粉症で窓が開けられなくて、ぜいぜい。さすがにこの暑さ、閉めきった部屋は蒸し風呂状態、エアコンをつけっぱなしなので電気代が~。

(T▽T;)


で、今日はもう9月ですが、2スコのちょっと恐いお話など。


「猿の手」っていうお話をご存じですか?

ある老夫妻が、ミイラ化した「猿の手」を手に入れます。この「猿の手」には三つの願い事を叶える力があるとのことで、老夫婦は「お金が欲しい」と願いをかけるのです。

すると、老夫婦の息子が死んで、代償としてお金が出に入ります。

こんな事を望んだ訳じゃない、と老夫婦は猿の手に二つめの願い、「息子を帰してくれ」と願うのです。
すると、その夜、ドアをどんどんと叩く音がして……。墓場からゾンビとしてよみがえった息子がドアを叩いているのです。


ああああああああ((゚m゚;)


そこで老夫婦は三つ目の願いを使い……、というこわーいお話です。


で、今日はもうすぐ16歳と6ヶ月になる妖猫2スコのお話

「猫の手」?をば。


今は去ること、4月の転勤シーズンのこと。
父曰く、「ここに来てもう長いことになる。今年はさすがに転勤があると思う。覚悟しておいてくれ」とのこと。


ええっ( ̄□ ̄;)、それは困る。


孫を抱えてときどき育児に迷う娘とも遠く離れることになるし、母もバイトを辞めなきゃならない、なにより便秘症の2スコに手技を施してくれる優秀な獣医さんに通えなくなっちゃう。

獣医さんの技量の差というのは、かなり大きいらしくて、母家の近隣には数件の動物病院がありますが、2スコの通う獣医さんは腕が良いと大評判で、いつも患畜さんで待合室がいっぱいなんです。

新たに転居した先に、優秀な獣医さんが開業しているとは限らないし、場合によっては2スコの命に関わることになるかも……。

新しい家に、2スコがなじめるかどうかも難しそうだし……。


そこで、母、2スコにお願いをした。

「2スコ、何とか父の転勤をないことにしてくれない?」

2スコ、実はちょっとしたお願いならばかなえてくれる妖力をお持ちなのだと母勝手に思いこんでいたり。


「2スコ、バイトなんだけと頭が痛くて。三時間ほど頭痛をとめてもらえないかな?」と頼むと「にゃあ(わかったにゃ)」と2スコ、一声明るい声で鳴いてくれて、しばらくすると、おおおおおお、母の頭痛消えた!


ありがとう、2スコ。


ってなことがあったり。



「2スコ、洗濯物が乾かない。孫ちゃんの洋服が乾かないんだよ。天気予報では雨だけど、明日は晴れにしてくれないかな?」

「にゃあ(わかった。顔を洗うのをやめておく)」

で、翌日は、ピーカン。
ありがとう、さすがは2スコ。(‐^▽^‐)


ってなことがあったり。




で、母、「父の転勤、なしにしてください」と2スコにお願いしたわけで。


が、いつもなら、「にゃあ!(わかったにゃ!)」と明るく一声鳴いてくれる2スコが、このときばかりは眉間にしわを寄せ、前足を胸の前で組み、目をつぶって難しい顔をしている。


「無理にゃ」と言っているよう。
「そこをなんとか」と母頼み込む。(2スコの健康管理もかかっているし)


しかし、2スコ目をつぶったまま、眉間にしわ。
「難しいにゃ」


「なんとか、なんとか、お願い、2スコ」m(..)m

「…………」(-""-)

2スコ、しばし、前足を組んだまま難しい顔。と、突然、目を開いて「にゃあ」と低く鳴いた


「難しいけど、なんとかしたにゃ」と言うように。


ありがとう、ありがとう2スコ。(^з^)-☆Chu!! 父の転勤の心配が無くなったよ



そうなんです、確かに父の転勤はなくなったんです。おそらく今年はほぼ間違いなくあるはずだった父の転勤が


父、曰く「転勤どころじゃなくなったよ。同僚が二人病気で倒れてさ。一人は入院、もう一人は近くの病院じゃ治療できなくて、遠くの専門病院に行くことになって、人手が足りなくて転勤話はなくなった」とのこと。




Σ(゚д゚;)



2スコ……。(((゜д゜;)))



ごめんなさい、ごめんなさい、o(TωT )もう安易にお願いしたりしません。


ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。(。>0<。)


16歳の妖猫、2スコの「猫の手物語」?




 サイバーバズさんからの依頼で、「TSUTAYA発掘良品」より、第二回目、映画「COMA」(コーマ)のご紹介。


  原作は。クック・ロビン、監督と脚本は、「あの」マイケル・クライトン。公開は1977年。(33年前もだぁ)


 ボストン記念病院に勤務するスーザン医師の友人が同病院で簡単な手術を受けるも医療ミスで昏睡(コーマ)状態になってしまう。疑問を感じたスーザンは原因究明に乗り出すが、過去に多数の昏睡患者がいることに愕然とする。しかも数日後、今度は関節の手術を受けた男が同じ状態に陥ってしまい、ますます不信感を募らせていく……。


 マイケル・クライトンといえば母的には「ER」(もちろん「ジュラシック・パーク」他もありですけど)。
 初めて見たときは、スピーディなカットバック手法の多用にめまいがして、ちょっと気持ちが悪くなってしまったり。
 でも、今は「ER」の手法が標準よりもやや速い程度にまで、他作品の展開もスピードアップしてます。ドラマや映画に「ER」が与えた技術的な影響は多大だったと感じてます。
 
 さて、この「COMA」。主人公の女性医師の親友が、生命の危機はほとんどないはずの手術を受けて脳死状態に陥ってしまい、その後も、重篤疾患ではない患者が、原因不明で脳死になり。主人公は「脳死」患者の多さに疑問を抱く……という、ストーリー。


 最近のドラマや映画を観ている方には、ははーん、と先の展開が見えることと思います。が、やはり、これまた、「ジャガーノート」と同じく、この「COMA」が先。

 ありえそう、というか、絶対、これ社会のどこかで起きてるだろうなぁ、と思ってしまうところが、ぞぞぞっ、とします。


 特撮の技術はないですし、「ER」のごときスピード展開もない、オーソドックスな起承転結のお話ですが、そこはさすがマイケル・クライトン、最後まで飽きさせず見せてくれます。


 これは、どなたが今観ても、多少の古さは感じるでしょうけれど、充分楽しめるのではないかと思います。

 手術室での不可解な現象、打ちっ放しのコンクリートむき出しで、ひとけの無い「研究所」、そこに「物体」として吊られる「患者たち」、解剖中の遺体が白い布をかぶせられて数多く横たえられるベッドが並ぶ部屋、大量の死体がハンガー状態でつり下げられる空間。


 ぅぅぅ、こわっ。(((( ;°Д°))))


 古くささどころか、これを超えた表現は、いまんところないんじゃないでしょうか。
 
 事件の謎を追い、高く高くはしごをのぼった主人公が、ふと下を見て、夢中になるあまりにこんなところに来てしまっていた、イコール、深入りしすぎた、もう逃げられない状況なのだと、主人公と同時に観客に悟らせ、ハラハラさせるシーンなど(&プチ伏線)、やっぱクライトンは上手いっす。


 でも、この「COMA」、現代の手法で作ったら、もっとテンポアップして、空いた時間に人間ドラマや、問題提起、アクション、さらなるおぞましき表現等々詰め込むことが十分可能と思われます。が、オーソドックスでもおもしろい。
 
「エンターテインメントインフレ」を起こしている今の状況から、突っ走って突っ切って映画を進化させていくのもありだけれど、一度、原点回帰して、そこから違う道を模索し、新たな映画を作るのもアリなんじゃないか? と感じさせてもらえました。


 さてさて、これからの映画界、どれほどおもしろい作品が出てくるか、作る人たちが出てくるのか、観客である私たちか支援してどんどん開拓していきましょう。(b^-゜)


 そのためにも、温故知新。今回のTSUTAYAさんの企画、TSUTAYA「TSUTAYA発掘良品」 皆さん、ノってみてください。


TSUTAYA「TSUTAYA発掘良品」

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サイバーバズさんからの依頼で、「TSUTAYA発掘良品」より、映画「ジャガーノート」のご紹介。


 最近の映画事情、皆さんも感じてませんか? おかしいって。

 ヒット作の2作目や3作目、スピンオフが多いですよね。

 それに、DVD落ちがすごく早くなってませんか? ジョニー・デップの出演作品「アリス・イン・ワンダーランド」なんて、劇場公開中にDVD発売とレンタル開始が告知されました。 これってすごく危機的なんじゃないでしょうか。映画だけの興行収入だけじゃなくて、DVD化の利潤もすでに加算された上で、制作されているんじゃないかって。



 さて、映画「ジャガーノート」について。1974年公開、監督はリチャード・レスター、主演はリチャード・ハリス。


 北大西洋を航海する豪華客船ブリタニア号に仕掛けられた7個の爆弾。折りからの悪天候で救護艇は間に合わず、1200人の命は風前の灯火。タイムリミットは22時間、迫り来る危機に爆発物処理班の男達が果敢に挑む王道海洋パニック・アクション巨編。


 嵐の海、脱出不可能な豪華客船に爆弾が仕掛けられた。解体しなければ、逃げ場のない乗客たちの命はない! 爆破回避のために空から海へ爆発解体のプロが降ろされたが……とのハラハラドキドキのサスペンス映画。
 なはずなんですけど、おそらく「なんか古くさい」とか「観たことがあるシーンが多い」とか「テンポが遅くてハラハラしない」と感じる人が多いかも。
 って、母、実はそれがとっても恐いんです。
 
 ちなみに、タイトルの「ジャガーノート」は止めることのできない巨大な力、圧倒的破壊力という意味。


 冒頭、むかーしの船舶出航の際に行われたテープ投げのシーンから始まります。テープの清掃、実際大変だったでしょう。エコなご時世、ああいうことは行われないでしょうけれど、航海が命がけだった時代、無事を願い別れを惜しむ「つながり」だったんです。


 さて、船内での食事シーンで、おいしそうにもくもくと食べる男性のテーブルから何人ものご婦人が立ち去り、次に厨房で大量の料理がガシャガシャ廃棄されていくシーンがあります。

 今の映画だと、技術もあるし画像処理も迫力のあるものにできるだろうから、もっとわかりやすい表現にしちゃうと思うんですが、こんな風に抑えているところが特殊技術の無かった時代現実だけで架空世界を作る必要があった時代の映画だなあと感じたりしました。
 単に画像技術が無かったからかも知れませんが、それでもきちんとこういう形で表現できるんですよね。今の映画ってマンガや映画から、さらに派生しというか進展した映像なので、より映像的(?)になってるんだなと、この映画を観てあたらめて感じたり。
なぜ料理が廃棄? のネタバレ? 以下、白黒反転で

船が嵐の中にいるから、みーんな船酔いで食べるどころじゃないのです。救命ボートで船から逃げられないという描写。現在なら、特殊効果やセットを揺らすことで揺れを表現できるだろうけれど、当時はなかったのかも。かといって、カメラを揺すれば観客が酔っちゃいますもんね。


 爆弾があると知っても乗客はあんまりパニクらないし、ヘリから荒れ狂う海に降ろされた海兵隊や主人公が、波にもまれ、流されるシーンもあんまり迫力がない。爆弾解体のシーンはさすがにドキドキしますが、なんとなーく先が読めたり。

 どこかで観たことが、って、実はこの「ジャガーノート」こそがパニックサスペンスの先駆け。他の映画こそが、あと、なんですけど。


 パワーインフレって、言葉を知っていますか? マンガ「ドラゴンボール」で、主人公の孫悟空が強くなるにつれ、敵もどんどん強くなっていきます。そうしないとお話が進まない、というか読者が要求する。で、強く強く強く強くで、結局、通常、行き着く先は物語の「破綻」という結末になります。ドラゴンボールは作者の手腕で回避されていますが。


 近年の映画は、おもしろさと完成度の高さを求められた「エンターテインメントインフレ」とも言える状態にあるんじゃないかと思うんです。観客の要求が、よりおもしろく、より美しい映像と音楽をってものに。
 それ自体は映画の進化で、よいことだと思うんですが、映画制作には他のジャンルのエタンーテインメントよりお金がかかります。だから、スポンサーとしては売れる映画、売れることがより確実な映画に資金を出そうとします。結果が、シリーズ化、スピンオフにつながつているのではと。

 高名な監督、高名な俳優の映画は作るけど、無名の監督、無名の俳優は使わない。
 でも、ジョージ・ルーカス監督だって、ジェームス・キャメロン監督だって、ジュード・ロウもジョニー・デップも、はじめは無名だったわけで。
 
 今の「エンターテインメントインフレ」は、これから出てくる新しいおもしろさを作る、新しい監督や、技術者、俳優を育てる環境になっていないんじゃないかと心配なんです。どんなに才能があっても、最初からおもしろさ最高で完成度の高い作品を作れる人ばかりじゃないはず。


 おもしろい映画を観たいからこそ、まだ未完成の、可能性のあるおもしろさを持った人材や映画を「観客」が見つけて、育てる、っていうか、認めていく必要があるんじゃないかと。
 
 だから、TSUTAYAさんの「発掘良品」には大賛成です。「おもしろさ」を多視点から観るチャンス。今のおもしろさだけを、全部のおもしろさなんだとは思わないで。新しいおもしろさを見つけるために、昔のおもしろさを感じてください。
 
 さて、「ジャガーノート」の大詰め。爆弾解体で「赤のコード」を切るか「青のコード」を切るかの定番的シーンが登場します。この爆弾解体のつきものともなった二者選択、ジャガーノートこそがお初なのです。


 なぜ犯人は、○色のコードを切れと言ったのか、そして、なぜ主人公は○色を選んだのか、直接的には言葉などで理由は語られませんが、作中ではちゃんと描写されています。

 だからこそ、ラストで去りゆく主人公が背中を向けて歌う歌が、誇らしくも、もの悲しいものとなるのです。



 この「ジャガーノート」、TSUTAYAでレンタルして、おもしろくなかったらレンタル料金を返してもらえます。(一部店舗を除く) ぜひ、お試しあれ。


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「見た目で判断しないで欲しいと言いたい」とは、白戸次郎さんのツィート。

犬だからという理由で議員になれないなんて。(ノ_-。)