おばあちゃんに学んだこと | きみと過ごす125日

きみと過ごす125日

主に自作の詩を書いています。




いつも仕事中に栄養ドリンクを差し入れしてくれる
優しいおばあちゃんがいるんだ。


そのおばあちゃんは毎日頗る元気で
「人間笑顔がイチバン」と口癖のように言い
その言葉通りニコニコしてて、いつも幸せそうなんだけど


話を聞くところによると、
どうやら数年前に旦那さんと死別したらしい。


もっとよく話を聞いてみると、
その他界した旦那さんは結婚してから
たったの1週間も経たないうちに脳梗塞を発症し倒れて
体に重度の後遺症が残ったらしい。
その後20年間。旦那さんが息を引き取るまで看病したそう。


そのバイタリティも尊敬するし、何よりも
愛した人を最後まで愛し抜く姿にとても感銘を受けてしまった。


一緒にいて辛いことは勿論あっただろう、
大病と接するのだから尚更だ。
僕の想像以上に辛い現実を生き抜いたのだと思う。


それでも「人間笑顔がイチバン」。
おばあちゃんは笑顔を絶やさず自分の中で
苦難を喜びに変換していったのだと思う。


僕もそんなおばあちゃんの様に強くて逞しくて
不幸でさえも笑い飛ばせる人になりたいと本気で思った。


そして最後に旦那さんは
「今度は天国で俺がお前の面倒を見る」
とおばあちゃんに言い残して亡くなったそう。


おばあちゃんは「天国待たれてたって早々に死ねないよ!」って
いつもと変わらない笑顔でジョークを言いながら笑ってた。