iTunes高音質再生の設定をする。(iTunes側、及び、Windows側の設定) | 俺の塩。の無駄ブログ

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Apple製品が広く普及してるので、音楽再生にiTunesを利用してる人も少なくないと思います。

って事で、高音質再生を可能にする設定をしてみましょう。
(案外忘れがちなので備忘録的なアレです´д` ;)


まずiTunesを立ち上げる。

 俺の塩。の無駄ブログ-iTunes設定1
ALTキーを押すとメイン窓の上部にメニューが出てきます。
編集 ⇒ 設定 とクリック。


 俺の塩。の無駄ブログ-iTunes設定2
再生の項目をクリックするとこの窓が出てくるので、下の3項目を設定。

・オーディオの再生方法:Windows Audio Session
   Windows Audio Session はVistaから選択可能。WASAPIで再生が有効になります。
   XPの場合はDirectSoundが良いかと思われます。
   ※WASAPIにつきましてはググって下さい。結論だけ言うと高音質再生が可能になります。

・オーディオ再生のビットレート:(できるだけ大きい数値のを選ぶ)
・オーディオ再生のB/SMPL:(できるだけ大きい数値のを選ぶ)
   この2つは、大きい数値ほど高音質再生が可能ですが、
   大きすぎる設定をすると環境次第では音が正しく出ない可能性があります。


あと意外と盲点。Windows側、スピーカーのプロパティを確認します。
(ここから先はiTunesだけでなく、PCから出力される全ての音質に影響します)

 俺の塩。の無駄ブログ-スピーカーのプロパティ1
タスクトレイ内、スピーカーアイコンを右クリ⇒再生デバイス。


 俺の塩。の無駄ブログ-スピーカーのプロパティ2
普段再生するデバイスをダブルクリックすると、そのプロパティが表示されるので、
規定の形式のプルダウンから出来るだけ大きい数値のを選ぶ。
このとき、「テスト」を押してきちんと音が鳴る事を確認する様に。
【注意】音楽を聴く程度なら特に問題は起きにくいですが、PCの処理性能によっては、負荷の大きいゲームなどでサウンドにノイズが乗る原因になります。その際には適宜調整してください。

デジタル出力の場合は、信号の受け側(アクティブスピーカーなど)のデジタルINサンプリング周波数のスペックをよく確認しておきましょう。
特に192kHz再生の場合は、光デジタルケーブルの品質によってはノイズだらけになったり全く音が鳴らなかったりするのでご注意。


上記iTunesの設定の所でも大きい数値を選ぶ様にと書きましたが、
こちら(スピーカーのプロパティ側)の数値がサウンドカードの限界なので参考までに。


 俺の塩。の無駄ブログ-スピーカーのプロパティ4
手持ちのスピーカーの設置環境に近いのを選び、念のためテストを押して確認のうえ、次へ。
(ここではステレオしかありませんが´д` ;)


 俺の塩。の無駄ブログ-スピーカーのプロパティ3
最後、フルレンジスピーカーを使ってる場合はそれらにチェックを入れる。
※チェックを入れた結果、低音が酷く歪んで聴きにくい場合は、あえてチェックを外して聴きやすくするというのも有りです。
※フルレンジではないスピーカーだとダメージを与えてしまう可能性がありますのでご注意。

【2015.06.21訂正】
 ・フルレンジスピーカーであればチェック「ON」
 ・それ以外のスピーカー(2-wayなど)であればチェック「OFF」
とるすのが正しい様です。

【2016.02.05訂正】
 ・ずっと気になってた為、Creative社に問い合わせたところ、
  そのスピーカーが「低音の再生が可能ならチェックを入れる」のが正しい様です。
  つまり、いわゆるシングルコーンのフルレンジや2-wayという区別の意味ではないとの事。
  今まで勘違いしていました。

あとは各種サウンドカードの設定をお好みに合わせるだけです。

出来れば音響効果の様なものを全て無しにして、フラットな状態で聴いてみると良いかもしれません。



以下参考。
今回の記事はあくまでPC側の「設定」なので、それを行ってもあまり変化が感じられない場合は、高品質のサウンドカードやUSB-DACを導入するとか、
良いスピーカー、アンプ、スピーカーケーブルなど、「音の出口」方面のアップグレードも一緒に検討してみるといいでしょう。