AMDのCPUで、BlackEdition(以下BE)とくればオーバークロック(以下OC)でしょう。
そして、OCにつきものは、高熱。
この熱をいかに処理するかが、自作マニアの腕の見せ所といえます。
(偉そうに言ってますがソレほどの腕はありませんw)
使っているCPUの上限温度を公式HPから情報収集したところ
限界温度は、965BE(C3)の場合は~62℃までと
かなり油断ならない上限温度です。
(Intelだったらもっと上限が高いので安心して使えたりするものなんですが(^^;)

↑背面ファンは、以前の記事で紹介した25mmダクト付き桜扇ファンに取り替えました。
OMEGA TYPHOON 120mm究極静音だと排気力が弱すぎたので倉庫入りorz
まず、鎌ANGLE(ノーマル)を使ってる状態でCPUの温度を測ってみました。
室内温度:22.1℃
アイドル(CPU 0.8GHz/0.8250V NB 2200MHz/1.1000V)
36-40℃ 各コア39-42℃
Prime95シバキ(CPU 3.8GHz/1.4250V NB 2200MHz/1.1000V)
10分で59℃超 各コア62℃到達⇒即手動停止(汗
噂通り、OC時はさすがに熱いです。
(正確にはそんなに熱くないんですが、限界が低いので世話を焼くことになります(^^;)
CPU温度と、コア温度が違うのは、たぶんセンサーの位置が違うんだと勝手に思い込んでいます。
公式HPの上限温度情報はどっちの事か分かりませんが、
高い方に合わせて考えた方が「安全」だと思うので、以後そういう事にします。

ちょっとでも温度が下がらないかなぁとコレ買いました。
一部ではうるさいと不評(笑)なENERMAXのMAGMAファン(UCMA12)
これを、鎌ANGLE標準ファンと取り替えてみます。
何を思ったか、クーラー本体まで外してしまったので、もう一度AS-05を塗り直しです(^^;

↑拭き取り+脱脂

↑左から右に塗り広げるため、左側に盛り。

↑塗り

↑なんとなく追加ちょい盛り(ぉぃ
接触面は上部から接触しはじめるので、下方向に広がることを妄想して、やや上に盛りました。
最後の追加盛りは要らないだろうというツッコミは重々承知ですw
しかし無駄ブログらしく無駄に盛ってみました。

↑本体装着


↑MAGMA用意(・∀・)ニヤニヤ ↑装着

↑完成Σd(゚ω゚*)
娘(・∀・)が謎のアクション。
鎌ANGLE付属のファンはPWM対応の4ピンですが、
MAGMAファンは非対応の3ピンです。
これに対応させるために、BIOSでCPUファン設定をPWM⇒DC制御に切り替える事を忘れずに。
これを怠ると、常に全開で回ります(^^;
(マザーボードによってはBIOS設定項目が違う事がありますので、マニュアルを見ましょう)
さて、どうなったでしょうか。
室内温度:22.1℃
旧:鎌ANGLEノーマル
新:鎌ANGLE+MAGMAファン
アイドル(CPU 0.8GHz/0.8250V NB 2200MHz/1.1000V)
旧 36-40℃ 各コア39-42℃
新 34-38℃ 各コア37-40℃
Prime95シバキ(CPU 3.8GHz/1.4250V NB 2200MHz/1.1000V)
旧 10分で59℃超 各コア62℃到達
新 13分で59℃超 各コア62℃到達⇒即手動停止(汁
orz
空冷で965BEの3.8GHz OCは厳しいのか。。
某掲示板で、しげるかハレムにでも変えるべきと指摘されたし(^^;
【今回の反省点】
・グリス塗り直ししちゃったので、正確な比較にならなかった。
・塗り直しで、追加盛りが余計だったと思われる。
【結果から得たもの】
・グリスは、薄くのばすかセンター盛り(巷ではセンターウ○コと呼ばれている様だ)だけで良い。
・PCケースのエアフローが確保されていても、鎌ANGLEはAMDのOC向けではない???
・MAGMAファンは、PCケースを床置きしてるなら全然うるさくない。
さーて、このじゃじゃ馬CPU、どうしましょうかねw